ノーダン様 あなたのWeb siteは、驚異的なデモンストレーションを提供し続けています。これは、世界中の全ての研究者に大きな勇気付けとなっています。あなたがなし続けておられる素晴らしい仕事に賛辞と賞賛をおくります。 あなたの実験で、“矩形波パルス”のエッジはすごくシャープに立ち上がり、またすごくシャープに立ち下がっています。手短かにいえば、“強烈な勾配”になっています。このことに留意されたい。(中略) 強烈な勾配は、また、‘熱力学第二法則を破る’という先導的熱力学により既に認められた領域でもあります。例えば、コンデプディおよびプリゴジン(Dilip Kondepudi and Ilya Prigogine)の著書 "Modern Thermodynamics: From Heat Engines to Dissipative Structures", (Wiley, New York, 1998, reprinted with corrections 1999)を見られたい。 既に知られている‘熱力学第二法則を破る’という領域は、その459頁にあります。その一つは強烈な勾配であり、そのほかのものは材料のメモリー、等々です。Kondepudi および Prigogineが、そのような強烈な勾配について、“理論的にも実験的にも、あまり良くは知られていない”と述べています。(中略) 私は、真空(時空)それ自身において、狭い間隙においてエネルギーの強烈な密度勾配が突然起こったとき、何が起こるだろうかということについて、そのメカニズムの研究を、ぼつぼつだが、やっています。ある種の、どちらかといえば驚異的な現象が起こることがわかって来ました。その現象は電磁気学教科書には、ちょっぴりしか書かれていません。 これは、あなたへのプライベート情報ですが、Bediniも、そのようなパルスと、それによる様々な回路や要素・等々への効果について、ものすごく研究しています。彼は、新しい現象を、高い信頼性をもって、作り出せるし、また、そのコントロールができ、実際の回路に用いるようになっています。彼は、驚くべき結果とそれを導く方法について、またパテントを取ると、私は信じています。 熱力学の第2法則(エントロピー生成の法則)は、そのような急峻な勾配により破れていることが既に知られているという事実は、あるネガティブ・エントロピーが、第2法則に逆らってしばしば作られるということを意味しています。 そのことは、真空から過剰エネルギーを乱暴にも引き出す特殊な方法であることを意味します。何故なら、“ネガティブ・エントロピー”は非秩序の減少を意味し、結局、真空(バーチャル状態)の非秩序の秩序化を意味するからです。言い換えれば、関連し得るネガティブ・エントロピーの(一つ以上の)働きが確実に存在するのです。 問題は、誰も、そのような急峻な勾配でたたくときのように、厳しく急激な非平衡や、厳しく急激な時空間の湾曲等々が存在するときに、真空がどうなるかを調べていないようなのです。 いま当面する点は、研究する人が使うであろう現象学は、真空それ自体やその力学を“記述”するのに用いるモデルのタイプに依存していることです。ここで、もう一度言っておきますが、あまり良くしられていないのです。理論的にも実験的にも、です。 電磁気学では、この領域の殆どは“過渡現象”なのだと見なされていますし、そのような“望ましくない”過渡現象は、“消滅”させることに殆どの努力が払われてきました。 エネルギーは、また“正のエネルギー”である必要はなく、逆に“負のエネルギー”を含むことが可能です(Sweetのデバイスがそうであったように)。実際、SweetのVTAの出力では、正のエネルギーよりも多くの負のエネルギーを発生しました。(訳註:Sweetのデバイスは、上記第1節に紹介した) 従って、不可思議な負のエネルギーが原因となり、ヘビサイドの成分、VTAは、反重力の方向に向かって変更され利用されました。私が設計したSweet装置は、ベンチテストで、重量が90%減少しました。 よろしく。 Tom Bearden |
(a)駆動パルス、(b)駆動パルスにより引き起こされた出力電圧・電流、 (c)急峻なスパイクパルス、(d)トランスに入力される急峻なスパイクパルス、 (e)共鳴現象:トランスから出力される急峻なスパイクパルス電圧。 |
Fig.4 発振信号に対応するRadientエネルギーの流れ。 ラジアントネルギーのGain-looseの図 |
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読者Y氏から、下記のご意見を頂きました: Chap.14 2.4テスラスイッチ Fig.4 4-バッテリ・スイッチ[1] のバッテリに接続する4個のダイオードの向きは間違っていると考えます。 この元図は http://www.free-energy-devices.com/Chapt5.htmlから引用されたと思いますが、そもそもこれが間違っているのではないでしょうか。本文中はエレクトロダイン社から改めてもらった図でこれが正しいと言っていますが、図の差し替えを忘れたようです。 http://frienergi.alternativkanalen.com/Chapt5.html が本家のサイトらしく、ここではダイオードの向きが正しくなっています。(少なくとも私はそう考える)どっちの向きが正しいのかは、他の応用回路などを比較してみれば明らかです。 四個のバッテリーを二つのグループに分け、一方を直列接続、もう片方を並列接続とし、直列電池から並列電池へと電圧差で充電する。これを二つのグループ間でスイッチとダイオードを介して高速で切替て繰り返す。ダイオードに神秘性はなく、この切り替えを100Hz以上で繰り返せばよい筈なので、ダイオードの向きは通常の直流で考えればよい。 以上ですので、Chap.14 2.4テスラスイッチ Fig.4 4-バッテリ・スイッチ[1]は、もう一度お調べになって改訂されることをお勧めします。 テスラスイッチに関する記述全体から読み取れる思想と同掲載の応用例の回路から判断した個人の見解であり何が正しいかは夫々が判断しなければならない。 |