フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相






Chap.25. テレポーテション・その他,雑録

1. 物体の消滅・再出現および反重力に関するクレイマー報告
2. ハーバード大天文学部教授がUFO存在の論文発表
3. (バイオミメテイックス)セミの羽がカギ 
4. もしUFOに遭遇したら... 河野防衛相「近く対処方針」決定へ 




ここでは,どこのChapterにも所属しそうもない事柄を書くことにする。後に他Chapterに移動するかもしれない。

Chap.25. テレポーテション・その他



1. 物体の消滅・再出現および反重力に関するクレイマー報告


(ビーム・ミー・アップ・スコッテイ・マシーンおよびフィラデルフィア実験)


1.1 フィラデルフィア実験とは

初めに予備知識としてフィラデルフィア実験について知る必要があるので,それから説明するが,これにはテスラが関与していた。

   標的となる飛行機や艦船などに電波を当てて、はね返ってきた電波を受信する装置(レーダー)では、電波の戻ってきた方向から、標的がどの方角にいるかわかり、電波が戻ってくるまでの時間から、標的までの距離もわかる。通常の飛行機の場合では、200〜300キロ圏内に入れば捕捉できるといわれている。


   フィラデルフィア実験と呼ばれる都市伝説がある。それはテスラが設立したと言われるレインボー・プロジェクトの一つの実験であった。実験目的は新しい秘密兵器であるテスラコイルによる電磁場発生装置を使い、船体をレーダーで捕捉できなくする(不可視化する)ということであった。

   1943年、ペンシルベニア州フィラデルフィアの海上に浮かぶ駆逐艦「エルドリッジ」を使って、大規模な実験が秘密裏に行われた。エルドリッジの艦内にはテスラコイルが発生する高周波によってレーダー波を無効化する為の装置として多くの電気実験機器が搭載されていた。

   そのスイッチを入れると強力な電磁場が発生し、駆逐艦がレーダーから消えた。 その時、不思議な現象が起こった。海面から緑色の光が湧き出し、次第に艦船エルドリッジを覆っていったのである。次の瞬間、艦体は浮き上がり発光体は幾重にも艦体を包み、見る見るうちに、その姿がぼやけてきた。そして完全に目の前から消えてしまった。

   レーダー上だけでなく、物理的にも姿を消してしまった。そして、2,500km以上も離れたノーフォークにまで瞬間移動してしまっていたのである。それから数分後、またもや発光体に包まれ、艦はもとの場所に瞬間移動して戻ってきた。

1.2 スコッテイ・マシーン(フィラデルフィア小実験)

   トーマス・C・クレイマーの友人がキッチンテーブル上で行った物体の消滅・再出現実験について、クレイマーが公開質問(2003.5)という形で以下のように報告している。

    「私(クレイマー)は、物理学者でも電子工学者でもない。しかし、探求心は強く、科学の深い経歴をもっている。また、東洋の神秘的な活動にも身を投じてきた。これは、時々多くの奇妙で説明不可能な方向へと私を導いていった。

そのうちの一つを以下に記すが、これについては、私は、いまだに科学的結論を得ていない。おそらく、あなたは、この問題にあなたの観点から何がしかの光を当てることが可能かもしれない。 」

    「私の親友の一人が、鉄のコアに手巻きしたコイル3個を用いて、最高に好奇心をそそる実験をキッチンテーブル上で行った。この電磁石のコイルは、古い電話のトランスから回収した太いエナメル銅線で作ってあった。それらは、合板の上に、正三角形の中心に向けるように取り付けてあった。そしてテーブルは、地球磁場N-S方向に向けてあった。 」

写真
Fig.1.1 スコッテイ・マシーンの想像図
電磁石は机に対しどちらに向けるのか、および電磁石駆動装置
の詳細は公表されていない。上図では、コイルはソレノイド巻
きコイルで示したが実際の巻き方は公表されていない。


    「それから幾つかのトランジスタを用いて電磁石に通電したのであるが、スイッチを入れると、鉄コアの分極における反転の周波数がどんどん増加していった。

    装置のスイッチをオンにすると、テーブルは一瞬ふるえたが、周波数がより高いレベルになると落ち着いてきた。記録されていないが(適切なモニタリング・システムが無かったからである)、ある周波数で、電磁フィールドの中に置かれたものは何でも消えてしまったのである。

    私の反重力およびオーバー・ユニテイ・マシーン(超効率装置)の研究においては、60キロヘルツ付近かそれより高い特別な電磁気周波数において、これらのマシーンの引きがねを引く共通の道筋があるように思える。

    この周波数の閾値は、デイスクの回転、チューニングしたトライオード、水晶か、それともキャパシター(共鳴高周波、および/あるいは、そのハーモニクスを作るために磁石にチャージする)のどちらかを用いて作った。

    私の友人はペットのラット、インコおよび年老いた黒毛の雄猫を飼っていたが、それをテーブルの中心に置き、スイッチを入れたり切ったりして、消滅と再出現を繰り返した。彼は、非電導性の棒を取り出して、それをフィールドの周りにヒューツと振りかざした、そのとき彼の友達である動物は消えた。マシーンのスイッチを切ると動物は、くたびれることもなく再出現した。でも、一回だけ例外がある。

    それは、真ん中で猫が眠っていて、いつものように電磁石はN-S方向に向けてあるときマシーンのスイッチを入れるのであるが、その時はテーブルを回転させてからマシーンにスイッチを入れたのである。猫は再出現しなかった。

    そこで、彼は、スイッチを戻し適切な時間だけ待ってからテーブルをN-S方向に向け直し、そしてマシーンにスイッチを入れたのである。何が起こったと思うか? 猫は出てきたか出て来なかったか?

    まあ、夢の国のどこかで、怒っている1匹の黒毛の雄猫がいるってことでしょうね。

    装置には、幾つかの欠点があるので、私の友人はこの線に沿った研究を止めてしまった。第一に、鉄コアは赤熱しコイルは焼けてしまい、第二にパワートランジスタを沢山焼損してしまうのである。そして第三に、それは巨大な電流が費やされ戸外にある電柱の60Aヒューズが吹き飛んでしまう。その地区の電力会社のエンジニアが疑って調査にやって来た。

   (鉄コアが赤熱した原因は、恐らく誘導加熱によるものであろう。コイルに交流電流を流すと、磁力線が発生し、鉄の中に渦電流が流れる。鉄に電流が流れると、ジュール熱(電力=電流×電流×鉄の抵抗)が発生して、鉄が自己発熱する。この現象が誘導加熱である。)

    「彼とデイスカッションしたとき、私は、他の電磁石セットをもう一つ作り同様なフィールドを発生させられるかどうか、そして、手元に一台、遠方に一台おいて、これらのデバイスをケーブルかマイクロ波でリンクできるかどうかを彼に聞いた。

    同時刻に、手元の装置と遠方の装置をオンにしておいて、手元の装置を初めにオフにしたなら、遠方の装置を遅れてオフにしたとき、物体は遠方装置の位置にテレポートされるだろうか?

    私の研究によれば、この実験は強烈な電磁的フォース・フィールドのなかで光を曲げることに成功したフィラデルフィア実験の縮小版である。残念にも、その当時、科学者達は、人体に対するマイクロ波照射と他の電磁気効果についてあまりにも無知すぎた。

    とくに、ファラデイ・ケイジ(電磁波を遮蔽する籠)の外の非防護領域において、そうである。ほとんどの乗組員は、焼けてしまい、その他の乗組員は別の次元へ行ってしまったということは、まさに本当なのであろう。なぜなら、私は、じかに次元間物質化現象を目撃しているからである。

    フィラデルフィア実験でも、マシーンがオンにされたとき、テスト船は地球上の幾つかの場所に“出現”したと言われている。このことは、反射虚像あるいは電磁気的に新しい場所に移送された物質を即時に(あるいは光速で)変換する能力、―電磁周波数を減少させることによりそのような物質を再構成できるかもしれない、ことを示唆している。

    私は、このような物質変換の物理学を説明できない。恐らくあなたならできるかもしれない。しかし、私は、もう30年以上に渡り、ちゃんとしたミステリーを研究してきた。希薄な空気からの物質化現象を見てきたし、人のスピリットが肉体として具現化し、そして再びばらばらに分離するところを見てきた。そのどんな場合も、神の意志と恩恵によるものである。

    そして、この現象は、全世界でミステリーレベルにおいて普遍的なものである。だから、それはマジックやイリュージョンのような孤立した出来事や孤立文化的なものではないのである。私の観測では、それは電磁気周波数の変動である。

    ミステリアスな私の友人は、完成域に達した治療家でもある。ある夜のこと、我々は、彼の中にやってくるスピリットに、彼の“ヒーリング・パワー”について聞いたところ、言葉で答える代わりに実際に見せてくれた。

    彼は、両手の人差し指を約1cm離して、そこに緑色のスパークを発生させた。しかしここは熱帯であって湿度が高いから静電気スパークなんて存在しえない。それにスパークは典型的な青白い色ではなくて特殊な電気的周波数であった。……うーム。

    また、彼は、心電図のような医療装置による検査を受けた時、彼は、その検査値を変化させてしまったことがある。

    さらに、彼が仕事をしている状態を写真フィルムに撮ると、いつも決まって露出オーバーを引き起こした。これらのことは、恐らく、定常波フィールドにおいて、電磁気フォース・フィールドの相互作用が、簡単に開かれたことを示唆している。 …

    また、重力に対する挑戦を含んでいるこのシンプルなデバイスに関係して、一つの理論的疑問が残る。この実験の間に重量損失は記録しなかったので、このことはテストすべきである。物体がフォース・フィールドから消えた時、フィールドの内部、および恐らくその上下領域も同様に、装置の重量の減少が起こるに違いないとおもうが,これは推定されるのみである。しかし,これは猫の消滅により観測されたのではある。

    よく似たフィールド効果がトップシークレット “三角形”の戦闘機TR3Bにおいて示されている。その戦闘機は、電磁フィールドに影響を与えるために回転する水銀プラズマを用いている(?)、あるいは、それは、恐らく戦闘機の各コーナーにおけるシンプルな電磁石によって作られている(?)。

    戦闘機は、89%の重量減少を達成していて、電磁フィールド内におけるどんなものでも重量が無くなるといわれている。残りの11%の重量はフィールドの外に設置してある通常のエンジンの重量である。… 」

    以上がクレイマーの報告のあらましである。都市伝説的な話であるとはいえ、電磁場には、まだ未解明の現象がありそうに思える。

   その後、スコッテイ・マシーンのようなやり方で物体の瞬間消滅・再出現(あるいは瞬間移動とかテレポーテイション)を研究した例があるか私は知らない。 現在、日本も含めて世界的に研究されているテレポーテーションは、量子テレポーテーションと呼ばれるものである。古典的な情報伝達手段と量子もつれの効果を利用して離れた場所に量子状態を転送することである。テレポーテーションという名前ではあっても、粒子が空間の別の場所に瞬間移動するわけではない。

   ところが、最近、米国のパデュー大学のトンカン・リィ教授と、中国の清華大学のツァン・クィ・イン博士の共同研究で、微生物を量子テレポーションで瞬間移動させようという実験計画が提案された。

   彼らは、普通のバクテリアを凍った状態にまで冷却すれば、実現できることを示唆している。冷却により、発生する化学反応と環境とのエネルギーのやりとりを防げるであろう、としている。

   彼らのやり方が発展していくと、やがて、猫のような小動物を生きたまま瞬間移動させることができるようになるのであろうか。また、将来、輸送業界にテレポーテーション輸送が実現するのであろうか。

(参考)

   戦闘機TR3Bについては、その関連ウェブ・サイトが沢山存在する。検索用語としてはTR3Bを用いればよい。
写真
Fig.2.戦闘機TR3B
https://ameblo.jp/ameba20091/image-12226885318-13816843426.htm


写真
Fig.3.戦闘機TR3Bの構造の推測
http://2013rainbowroundtable.ning.com/profiles/blogs/ohio-ufo-photographed-by


  文献
[1]Unanswered Questions of Thomas C. Kramer , from file ‘TheInvisibleMachine.doc’, 3 pages, 30kb, from Yahoogroup ‘alfenergy’:  http://tesla3.com/antigravity/
[2]DailyMail: http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3398195/Could-teleportation-reality-Scientists-propose-scheme-teleport-MEMORY-creature.html



2. ハーバード大天文学部教授が論文発表−UFOは実在,名前はオウムアムア



      
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3. (バイオミメテイックス)セミの羽がカギ 



 下記の記事にある伊藤健教授がグレベニコフ(Chap.16)の昆虫の羽の研究をしてくれないかしら。

薬使わず抗菌、セミの羽がカギ 超微細なトゲトゲが活躍
 関西大チーム研究 (朝日新聞,2019.5.4)



  トイレの便座やエスカレーターの手すり、汗臭くならない服……。抗菌加工製品があふれる中、セミの羽をまねて「抗菌」する仕組みの研究が始まっている。抗菌加工製品には、細菌の増殖を抑える抗菌剤が練り込まれているが、使い過ぎると薬が効かない耐性菌が生まれかねない。薬剤を使わずセミの羽の構造によって抗菌できれログイン前の続きば、環境に影響が少ない新しい加工法になると注目されている。

  研究しているのは関西大学の伊藤健教授のチーム。クマゼミの羽の透明の部分の構造に着目している。

  セミの羽の透明の部分には、健康サンダルのように無数の微細な突起が、規則正しく並んでいる。この上に、緑膿(りょくのう)菌という細菌をたらすと死滅する、ということをオーストラリアのチームが発見していた。ただ、それが本当に「構造」によるものなのか、判然としていなかった。

  伊藤さんたちは、この構造と同じ形のナノレベルの微細構造(ナノ構造、ナノは10億分の1)を、シリコン基板を使って作ることに成功した。髪の毛の千分の1ほどの太さの突起を、基板の上に規則正しく樹立。この上に、大腸菌を含む液をたらして培養し、菌数の変化を調べた。その結果、生きた菌の数が減っていくことが分かったという。最大で菌数を10万分の1まで減らせた。

  伊藤さんによると、「大腸菌がナノ構造の上で動き回ろうとするうちに細胞の膜が傷ついて穴があき、体液が漏れ出して死んでいるのではないか」という。

  近年、指摘されているのが「薬剤をできるだけ使わない抗菌加工」の必要性だ。微生物の制御に詳しい神奈川工科大の澤井淳教授は「医薬品の世界で、抗生物質の使いすぎから薬剤耐性菌が生まれてしまうと問題になっているのと同じようなことが、抗菌加工の世界でも懸念されています」と話す。

  「抗菌フィルム」をはったスマートフォンの表面に付着している細菌を澤井さんが調べたところ、大腸菌などの一般的な細菌が少ない半面、普通の抗菌剤が効かない芽胞形成菌という強力な細菌が残っていたという。芽胞形成菌の仲間には、ボツリヌス菌やウェルシュ菌などのように食中毒の原因になるものもある。

  薬用せっけんに含まれる抗菌剤に耐性をもつ細菌が、環境中に確認されているという報告もある。

  澤井さんは「抗菌加工も、技術にまだ課題はあるが、材質全体に抗菌剤を練り込む形から、表面だけを加工するものへ変わっていかないといけない」と訴える。(鈴木彩子)

蝉の羽根
Fig.4.蝉の羽根の抗菌効果(朝日新聞)






 

4. もしUFOに遭遇したら... 河野防衛相「近く対処方針」決定へ 



蝉の羽根

もしUFOに遭遇したら... 河野防衛相「近く対処方針」決定へ


上記のビデオが出た後に,下記のように対処方針決定の発表は9月14日に行われ, その記事 によれば,下記のとおりである:

 河野太郎防衛相は14日、自衛隊に対し、日本の防衛や警備に影響を及ぼす未確認飛行物体(UFO)に遭遇した場合の対応について指示した。特に領空侵犯に対応する隊員らに「報告に万全を期すとともに写真などの記録に努め、必要な分析を行うよう」求めた。これまで自衛隊が遭遇した例はないという。

 指示はドローン技術の進歩により、従来はなかった新たな飛行物体が現れる可能性も考慮した。

 米国防総省が4月、円盤状の物体が高速で飛んでいる映像を公開したことを受け、河野氏は遭遇時の手順を定める考えを示していた。「正直言うと私はUFOを信じていない」とも語っていた。
(参考)「実録・自衛隊パイロットたちが目撃したUFO 地球外生命は原発を見張っている」 (講談社+α新書) (日本語) 新書 2014/11/21 ,佐藤 守 (著)





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