フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相





Chap.21a.  モータ/回転機/発電機(SEG構造以外のもの)

1. ハルバッハ配置磁石とその関連の回転機
 1.1 磁石のハルバッハ配置とは何か
 1.2 磁石モータにおけるハルバッハ配置の例

2 ジョゼフ・フリンによるパラレル・パス・テクノロジー
 2.1 パラレル・パスとは何か?
 2.2 ミカエル・シャッケルによる再現実験とデモ型の作り方
 2.3 ティム・ハーウッドによる再現
 2.4 J.ビンクによる再現の成功
 2.5 よくある質問
 2.6 (オープンソース)フリンのパラレル・パス・マグネット・テクノロジー

3. スイスのフリーエナジー発電機:テスタティカ
 3.1 テスタティカ、スイスM-Lコンバータ、by encyclopedia codeboy
 3.2 テスタティカ by ポール・バウマン
 3.3 テスタティカのデモンストレーション(4 August 1999)
 3.4 テスタティカ by ポール・ポッター
 3.5 テスタティカの原理の実験 by ポール・ポッター
 3.6 あるヨーロッパ人の報告
 3.7 出力は入力より大きくなり得る by Alexander V. Frolov
 3.8 テスタティカの写真&ビデオ
 3.9 関連する特許
 3.10 ステファン・マリノフの悲しい結末

4. QEG(量子エネルギー発電機)←…Writing
 4.0 はじめに
 
4.1 世界を回復する組織FWOおよび発電機QEGについて
 
4.2 QEGシステムについて
 
4.3 QEGフリーエナジー・アカデミー
 
4.4 ダウンロードについて
 
4.5 発明者など
 
4.6 QEGについて、よくある質問
 
4.7 QEGシステム説明書
 
4.8 QEGについて(ちょっと古い記事 from Peswiki)
 
4.9 グローバルQEGチーム、その他の件 (Peswiki)
 
4.10 モロッコにおける公開QEG製作
 
4.11 QEGの動作原理、チューニング、魅力的な発見など (Peswiki)
 
4.12 ホープガール・ブログなど
 
4.13 ミニQEG

5. テスラの発電機の特許






Chap.21a.  モータ/発電機(SEG構造以外のもの)





 前章においてサール、ロシア科学アカデミー、福井大学のSEG構造(またはその類似)のモータ/発電機について述べたが、ここでは、SEG構造とは異なる構造のモータ/発電機について取り扱う。



1 ハルバッハ配置磁石とその関連の回転機



 永久磁石をハルバッハ配置と呼ばれる配置にした構造を利用すると、回転機の効率が良くなることが知られている。実際、とても多くの特許申請や特許がある。特許検索で、検索用語ハルバッハで検索してみればよい。

 ハルバッハ配置磁石モータは、通常はOver-unityというわけではなく通常のモータだが、効率が非常に良いモータである。Over-unityのものもあるらしいが、まだ情報を把握していない。しかしOver-unityを目標にするひとにとっては看過できない技術であるので、ここで簡単に取り扱っておきたい。

1.1 磁石のハルバッハ配置とは何か



 下記は、Wikipediaの文献[1]の抜粋・概訳である(日本語版ウイキペデイアにはこの項目は存在しない)。

 
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 ハルバッハ配置とは、永久磁石を特殊な配置に組み合わせたもので、一方の側の磁束密度を強め、他方の側の磁束密度を殆どゼロにキャンセルするものである。これは、磁化が空間的回転パターンをもつことにより成し遂げられる。

 永久磁石の回転パターン(Fig.2の前面の矢印でみて、左、上、右、下)は、無限に続けることが出来、同じ効果をもつ。この配置による効果は、大雑把に言って、馬蹄形磁石を接近して置き同極を接触させた状態に類似である。

 この効果は、1973年にジョン・C・マリンソンにより初めて発見され、この“片側磁束(one-side flux)”は、初め“奇妙なこと”として記述された。とはいえ、彼は、磁気テープ技術において重要な改良が出来る可能性を認識していた。

 1980年代にローレンス・バークレイ国立研究所の物理学者であるクラウス・ハルバッハにより、マリンソンとは独立にこの効果が発明されて加速器中の粒子線をフォーカスするために使われた。

 
Fig.1 ハルバッハ配置の磁束分布[1]
Fig.2 各磁石の磁場の方向を示すハルバッハ配置。
この配置は、下部の磁束を強め上部の磁束を
キャンセルする。[1]





 とても分かりやすく綺麗なイラストが文献[2]により公開されている。Fig.3はその引用図である。

 
Fig.3 ハルバッハ配列[2]





 

フラット・ハルバッハ・アレー



 磁化

 この磁束分布は、例えば棒状磁石あるいはソレノイドで慣れ親しんでいる磁束分布とは感覚的には異なっているのであるが、この磁束分布の起こる理由は、マリンソンの原図を用いて直感的に分かるように視覚化される(これは、マリンソンの論文と違って負のy成分を使っていることに注意)。

 
Fig.4 片側磁束を発生する磁気成分のキャンセル[1]


 図は、y方向(上段の左側)とx方向(上段の右側)における交番磁化をもつ強磁性体片からの磁場を示している。平面より上の磁場は両方の構造で同じ方向に向いているが、平面より下では逆になっていることに注意されたい。これらの構造体の両方を重ね合わせた効果が上図に示してある。

 重要な点は、磁束は平面の下でキャンセルし、上で強めあうことである。実際、磁化の成分が互いに位相がπ/2ずれているとき片側磁束を発生する。何らかの関数も全ての成分がπ/2ずれている数学的変換はヒルベルト変換と呼ばれるが、磁化ベクトルの成分は、従って、ヒルベルト変換対である(上図に示すように、最もシンプルなものは、sin(x)cos(y)である)。

 理想的で連続的変化の無限配列では、キャンセルされない側の磁場は、

 


という形である。ここで、F(x,y)は、Fx+iFyという形の磁場である。Foは、アレイの表面における磁場の大きさである。kは、空間的波数(すなわち空間周波数)2π/λである。

 
Fig.5 立方体マグネットの無限ハルバッハ配列の
周りの磁場。磁場は、分離したマグネットを用いて
いるために完全にキャンセルしてはいない。[1]




応用例:

この片側磁束のメリットは二つある。理想的状態では、

 片側磁束の分布は難解に見えるかもしれないが、驚くほど多くの応用面がある。冷蔵庫マグネットや例えば、ブラッシレスACモータと磁気カップリング、高効率ボイスコイル、医療用磁気ドラッグターゲッテイングなどの工業応用から粒子加速用ウィッグラーマグネットおよび自由電子レーザーのようなハイテクノロジーに渡っている。

 (冷蔵庫マグネット、refrigerator magnet、とは、冷蔵庫のドア面や側面にくっつけて使うもので、メモや買い物リスト、小カレンダー、等々の紙片をとめて貼り付けておくのに使うもので、形はアニメキャラクターの形や様々なものがある。日本では、このような名称はないと思われる。単に磁石と呼んでいるのではないだろうか。)

 最もシンプルな例は冷蔵庫マグネットである。これらは、通常、プラステイックかゴムのバインダーでフェライト粉末を固めてある。

 
Fig.4b 冷蔵庫マグネットの磁束分布[1]





ハルバッハ・シリンダー(円筒)



 ハルバッハ・シリンダーとは、強磁性体円筒であって、理想的には、その内部に強い磁場を作り、外部では磁場が完全にゼロとなるものである。逆に、内部ではゼロで、外部にのみ発生させることも出来る。幾つかの例を下図に示した。…

 
Fig.5b さまざまな磁化と磁場を示す強磁性円筒[1]


文献
[1]Halbach array, https://en.wikipedia.org/wiki/Halbach_array
[2]森下明平: 永久磁石ハルバッハ配列界磁の特徴と電気機器への応用







1.2 磁石モータにおけるハルバッハ配置の例



 ここでは、通常のモータにおけるハルバッハ配置がどのように使われているか、その例を挙げておく。FEモータ開発に利用可能なら利用したらよいと思う。





(1)特開2007-14110、回転電機

【課題】トルクリップルの低減を図りつつ、通常配列の永久磁石を有するSPM型の回転電機よりも確実にトルクを向上させることができるハルバッハ配列の永久磁石を有する回転電機を提供する。  詳しく見る


 
Fig.6 特開2007-14110


(2)特開2010-110128 永久磁石回転電機

 
Fig.7a 


 
Fig.7b 


【課題】回転電機の形状を軸方向に薄くし軽量化を図り、しかも高出力が得られる永久磁石回転電機を提供することである。

【解決手段】電機子巻線を有する固定子と、前記固定子に対し回転可能に支持されハルバッハ配列された永久磁石を有する回転子からなる回転電機において、前記回転子が回転中心から周方向にハルバッハ配列された2列の永久磁石列を設け、前記永久磁石列の間に前記固定子の電機子巻き線を設け、前記永久磁石列は、それぞれ略三角形の磁石の組み合わせにより構成され、永久磁石列の外側永久磁石の磁極の向きと永久磁石列の内側永久磁石の磁極の向きとが、径方向の磁極の向きについては同一方向で、周方向の磁極向きについては逆方向に向いている。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】
本発明は、電子巻線を有する固定子に対し回転可能に支持された回転子にハルバッハ配列された永久磁石を有する永久磁石回転電機に関する。

【背景技術】

【0002】
永久磁石をハルバッハ配列した永久磁石回転電機は、径方向にN極とS極を交互に配置した主磁極磁石と、この主磁極磁石の周方向両面に径方向以外(例えば周方向)に着磁された補助磁石を備えたものである(例えば、特許文献1、2参照)。永久磁石をハルバッハ配列した永久磁石回転電機の主磁極磁石と補助磁石とは、全体で略円筒状をなしており、永久磁石をハルバッハ配列にすると、特定の方向の磁力を強めることができる。このハルバッハ配列された永久磁石を有する回転電機は、大きくすることなく高出力化を図ることが可能になる。

 さらに詳しく見る




(3)特許US 20080224557 A1,ハルバッハ配列モータ(Electric motor with halbach arrays )

 これもハルバッハ配置を使ったモータである。  詳しく見る


 
Fig.8 US 20080224557 A1




(4)特許US6858962 B2 自動調整された出力電圧と機械的出力を有するハルバッハ配列モータ/発電機

 詳しく見る


 
Fig.9 US6858962 B2


(5)特許US 5705902 A、ハルバッハ配置DCモータ/発電機

 詳しく見る


 
Fig.10 特許US 5705902 A


 以上列挙した例の他にも、非常に多くのハルバッハ配置のモータが特許申請中および成立した特許がある。前述のように特許検索サイトで、ハルバッハと入力して出力すれば、とても沢山ヒットする。特許情報は、ヒントの山である。










2 ジョゼフ・フリンによるパラレル・パス・テクノロジー



 これは、文献[1]の抜粋・概訳である。

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 この設計方法により作ったモータは、通常のモータより潜在的に3.5倍効率がよく、高トルクで、重量に対する出力が高く、製造コストが安くつく。全てのモータ製造企業は、このブレイクスルー技術を評価してライセンスを得るべきである。

 

2.1 パラレル・パスとは何か?



 ジョー・フリンのパラレル・パス技術は、コア内の磁束場の、閉じ込め方、その操作およびその方向が重要である。パラレル・パス技術は、物理学の既知の法則を破ってはいないし、何の問題もなしに、クイックフィールド  のような磁束のソフトウエアにおいて、標準的な方程式でモデル化されうる。

  
Fig.1 最適な磁気コアの構造


 しかしながら、コイルに電流を流してスイッチしたとき、磁石のレイアウトは、典型的には同じ電気入力に対し通常の磁気力の3倍の磁気力を発生することが出来る。磁束変換技術に対し数多くの実用的な応用例が存在する。その中で、最も注目すべきものの一つは、高性能/効率電気モータである。

 このレイアウトの実際の動作を理解するための重要な点は、コイルにパルスが流れたとき、通常のモータとは違って、コイルはデバイスに直接パワーを与える磁束を作らないということ、どちらかといえば、二つの近接した磁束回路の一つの脚の磁気抵抗を変化させる、ということに注目することである。

 それは、電気パルスで磁束を作ること(効率100%以下に過ぎないプロセス)と、既に存在している磁束路をスイッチすることの差である。それが、パラレル・パス・システムの高い効率を理解する鍵である。

 この技術は特許になっているので、商業的生産はジョー・フリンから生産ライセンスを得なければならない。しかしながら、私的な非営利の教育実験は許されるだけでなく、歓迎である。

 詳細は、フリンの特許US006342746を参照。とても沢山の図(52図)を用いて、興味深い説明がなされている。


  
Fig.2 特許US006342746の代表図


  
Fig.3 特許US006342746のなかの説明図の一部




「よくある質問と答え」に、磁石の種類、速度コントロール、その他さまざまな事柄を挙げて述べている。例えば、コアは珪素鋼板がよいという。



 

2.2 ミカエル・シャッケルによる再現実験とデモ型の作り方



 ミカエル・シャッケルは、フリンによるパラレル・パス・テクノロジーの幾つかの変型を複製することに成功したし、フリンと一緒に研究していた。彼は、パラレル・パス(PP)の概念を例証する簡単な静的デバイスの作り方のわかりやすい説明セットを提供することに同意している。

 この概念は、電磁マグネットのみで作られるものの3.5倍の静的なフォースを示ものである。下記サイトは、これについて進行中の関連ページとデイスカッション・グループである。

 ・Directory:Flynn Parallel Path principle device (COMPLETE) 
 フリンによるパラレル・パス・テクノロジーの基本原理を例証するシンプルなデバイスの作り方を説明している。


  (下記はパーツリストの抄訳である。)
 

パーツリスト

 (パラレル・パス・原理のプロジェクトのためのリスト)

 これは、必要なパーツの完全リストである。ミカエル・シャッケルによる提供。 Feb. 20, 2006.

  
Fig.4 完成したデバイス; Feb. 18 version[2]


  
Fig.5 完成したデバイス; Feb. 20 version[2]




以上のほかに装備として




組み立て方(これは、http://peswiki.com/index.php/PESWiki:FPPP:Assemblyの抄訳である)

 (フリンのパラレル・パス・テクノロジーの原理を例証するデバイスの組み立て方の説明)

  
Fig.6 完成したデバイス[3]


 ここに述べたデバイスは、決して最適化されたものではない。パーツショップで入手できるもので作ったものを示しているだけである。フリン氏が作ったこのタイプのデバイスは、これよりもずっと効率が良い。

 このデバイスは、最小の費用でパラレル・パス効果を示すデモンストレーション・ユニットである。Michael Schuckel (Feb. 20, 2006)



  
Fig.7 リニア・アクチュエータ・テスト装置[3]


組み立ての説明

 ・珪素鋼板から始める

 図に示した鋼板は、店に転がっているトランスを入手して、これから得たものである。直線部分だけ使う。E部分は使わない。

 鋼板はいくつかの会社から購入することも可能である。私が見つけた会社の一つは、http://members.aol.com/indintl/prdidx.htmである。

 鋼板の大きさは、ここに示した程度であればよい。私が用いたサイズは、0.715インチ×4.25インチ×0.013インチであった。このデバイスを作るのには180枚の鋼板が必要である。45枚ずつで4束ということである。

  
Fig.8 珪素鋼板[3]




 ・45枚の鋼板をバイスに挟む

 私は、このデバイスに、3/4インチ幅のテープを用いた。これから12インチの長さを切り取り、底部から巻き始める。鋼板の孔が見えるようにしておく。テープは、しっかりと引っ張って、できるだけ真っ直ぐに貼る。

  
Fig.9 鋼板をバイスに挟む[3]




 ・鋼板の他端をバイスに挟む

 鋼板をはずしてひっくり返し、他端をバイスに挟む。テープを上記と同じように巻く。

  
Fig.10 鋼板の他端をバイスに挟む[3]




 ・鋼板の中央をテーピングする

 鋼板の中心を見つけて、そこにマークをしておく。シンプルにするため、私は、テープの12インチ片を使う。これは収拾がつかなくなってしまうのを防ぐ。センターラインの両側にテープの12インチ片3枚を使う。時間を十分かけて、出来る限り真っ直ぐに巻く。

  
Fig.11 テーピング[3]


 それから、センタ−ラインの他の側に12インチ片3枚を巻く。センターラインの両側のテープはつき合わせるように巻く。

  
Fig.12 テーピング[3]


 テープを巻いてかさあげした領域は、巻き線の絶縁部となる。

  
Fig.13 テーピング[3]


 ・コイル巻き

 ゲイジ#26の線82インチを用いるとい。巻きはじめはテープを固定する。はじめ軽く巻きはじめて、数回まいたら力を強める。できるだけきっちりときれいに巻く。

  
Fig.14 コイル巻き[3]


 巻く領域の端から約1/32インチ(第1層)で巻くのをストップする。

  
Fig.15 コイル巻き


 ・巻き線の両端をバーに接着

 巻き線の両端をバーに接着すると、第2層を巻くときスリップするのを防げる。

  
Fig.16 コイル巻き線の両端を接着[3]


 ・第2層を巻く

 第2層を巻き始める。巻き線は4層になる。各層において両端にスーパーグルーを使うことに注意。スーパーグルーが硬化するまで時間をとること。硬化剤はホビーショップで買える。これは、ポンプスプレイ式で硬化プロセスを短縮できる。

 スーパーグルーは重要である。層と層を一体化し、次の層を巻くとき前の層に陥没することなく巻けるようになる。また、完成したときすべてのものを一体化できる。

 クローズアップ写真は下図:

  
Fig.17 接写写真[3]


 ・コイル巻き完成

 コイル巻きが完成した写真。多層であることに注意。4層であるべきである。

  
Fig.18 完成したコイル巻き[3]


 ・コイルを巻いた鋼板バーの間の磁石

 複数のマグネットをテーピングして一つのユニットにする。この合体マグネット、1ユニットの磁束密度は4,000ガウスである。私はこのマグネットをショップで得た。あなたのデバイスにはセラミックVIII-3/4インチ立方のマグネットが良いだろう。

 マグネットの大きさは厳密なものではない。これに近い値なら動く。厳密でなくてはならないのはマグネットの強さである。4,500ガウス以下で1,000ガウス以上でなくてはならない。4,500ガウスに近いものが得られれば、デバイスは強くなるだろう。

  
Fig.19 コイルを巻いた鋼板バーの間の磁石[3]


 ・N極を上方に向ける

 写真のように、二つのマグネットはともにN極を上に向けること。これが違っているとデバイスは作動しない。

  
Fig.20 マグネットはともにN極を上に向ける[3]


 ・終端の鋼板のテーピング

 この鋼板は、終端に配置するものである。Fig.22の黒っぽい色のところである。

  
Fig.21 終端用鋼板(Photo Feb.20)[3]


 ・終端の鋼板

 二つの鋼板スタックが、磁気的に保持されている。理想的には、二つの横棒の縁から縁までの長さより短くならないようにする。いったんマグネットを取り付ければ、縁から縁までの長さを測ることができ終端鋼板の長さが決まる。

 鋼板を切って長さを揃える。切ると鋼板は少しゆがむが、万力に挟んでまっすぐに直すことができる。ひとつの鋼板スタックは45枚の薄坂からなる。

 (訳注:鋼板は硬いので、切断は困難を伴うし、切断による歪み修正も難作業、それに磁気特性も変化しそうである。避けて通れないものか。ちなみに下記の完成写真Fig.25には、カットしてないデバイスも掲載されている。)

  
Fig.22 終端用鋼板(Photo Feb.20)[3]


 ・完成したデバイス

  
Fig.23 完成デバイス(Photo Feb.20)[3]


  
Fig.24 完成デバイスのクローズアップ(Photo Feb.20)[3]


 完成したデバイスは、写真に示すとおりである。これで巻き線を仕上げる準備ができた。それはパラレルに巻く必要があり、逆の極性を持たせなくてはならない。この極性はクリテイカルである。極性が逆でないとデバイスは作動しない。(訳注:ここは、結線図があるとわかりやすいが、ない。しかし、Fig.1が参考になると思われる。)

  
Fig.25 完成デバイス(Photo Feb.18)[3]


 巻き線が正しく巻いてあって終端鋼板も取り付けてあれば、巻き線を二個の単II電池につなぐ(3,6,9,12Vで、2Aの可変電源装置でもよい)。デバイスは、3Vでパラレル・パス効果を現すであろう。パラレル・パス効果とは、簡単に言うと、すべての磁気力は、デバイスの一方の側にフォーカスし、他の側には無くなるということである。

 簡単に言うなら、鋼板バーは一方で無くなり他方では極端に大きいフォースで存在しているということである。極端にという意味は、電流を流した時、第2の鋼板バーから、少しの磁力も取り去ってしまうという意味である。私は、デバイスへのダメージを避けるために、バーを取り去ってみる前にデバイスをボードにマウントすることを、強く勧めたい。



 ・運転

 重要:可変電源を使うときは、電圧が階段状に変わるものではなく、微調整つまみがついているものでないといけない。

 デバイスをテストするときは、1Vから始める。終端の鋼板バーをチェックしながら、電圧を3Vまであげていく。パラレル・パス効果が起こると、終端鋼板バーの一つには力がかかっていなくて落下するが、もう一方のバーはしっかりロックされる。

 このポイントに近づくにつれ、バーはゆるんできて力が小さくなり、最後にパラレル・パス効果のポイントに至るのである。

 ひとつ注意点がある。デバイスのアクテイブ側にある終端バーは、そこにちゃんとなくてはならない。さもなければ、パラレル・パス効果は起こらない。つまり、一方の側に磁束が収束するということもみられない。したがって、このデバイスをテストするときは両端に終端バーを取り付けて行うことである。

 デバイスにつないだ時の極性を切り替えると、パラレル・パス効果の起こる側が切り替わる。



 ・結果

 上記のミカエル・シャッケルのデモンストレーション・デバイスは、一方の終端バーが手では取り外せないような大きな力を発生させる。しかも、これは二個の単II電池で起こる。

 これは、フリンのパラレル・パス・マグネット効果をデモンストレーションしているものである。

  1. 一方の側のバーの落下は、そこの磁気が失われていることのしるしである。

  2. 他の側の磁気吸引力の増大は、その側に磁束がフォーカスしていることを示している。
 それは、磁束の再配分であり、磁場の増幅と考えられる。これが同じ大きさの伝統的な通常のモータと同じ入力においてフリンのパラレル・パス・モータパワーを入力の3.5倍にすることを可能としている。

(訳注:下図が参考になるであろう。パラレル・パスでは磁力が非常に大きくなることが示されている。)

  
Fig.26 磁力増幅のシンプルな実験[4]


また、フリンの特許US006342746、および文献[4]も参照。






 

2.3 ティム・ハーウッドによる再現



 以下は、Tim Harwoodによる再現に関する意見であるが、文献[1]の抄訳である。

 
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 下記の記述は、2005年2月にティム・ハーウッドによる投稿である。

 磁性コアの配置は、風変わりなスイッチング条件が必要であって、再現するのは簡単ではなく、したがって、推奨できるプロジェクトではない、というべきである。しかしながら、モ−タの構造は、いったん適切なコアが切り出されれば、とても簡単である。

   
Fig.27 [文献1]




 私は、成功した複製モータのいくつかの写真をもっているが、その中から一つ選び出し、トリミングし、分解能を下げて、技術的特徴がわかりにくくしてある(Fig.27)。また、試験データはすべてを持っているが、ジョーのパテントに敬意を払って、これは伏せておく。

 あなたは、もっと弱いセラミック・マグネットで、もっと小さめのスケールにして研究すれば、複製は一層簡単である。この科学は、技術の熟練者ならだれでも独自に再現できる。物理屋なら、問題なくこのデバイスを作ることができるであろう。



 

2.4 J.ビンクによる再現の成功



 J.ビンクがフリンのパラレル・パスの原理を示すデバイスの再現に成功したことが文献[6]に書かれている。以下は、その抄訳である。

 
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 J.ビンクは、2006年3月10日に下記のような投稿をした。“私は、原理を証明するデバイス製作しました。動きます!”

 写真

 物差しの数字は、cm単位である。第1の写真には、効果が起こったときに落下する鋼板が見られる。

  
Fig.28 [文献6]


  
Fig.29 [文献6]


 観測

 パラレルパス効果は、6.8Vで2.2Aで起こる(約15W)。3倍の力が得られる。

 可変電源を使った方が、結果を出しやすい。なぜなら、この効果が起こるエネルギー枠が実際とても小さいからである。(以下略、詳しくは文献6を参照されたい。)




 なお、Paul Noel(PES Network, Inc.)が、パラレル・パスは、どうしてOver-unityになるのかと題した説を展開しているが、その中で

 「ジョー・フリンにより提供されたパラレル・パス・モータやデバイスは、入力エネルギーの100%以上の効率を成し遂げている。この事実は実験により確かめられた。プロセスの機能的部分は、100%を超えて動作はしていないのに、どのようにして、これが可能になるのか? 答えは、とてもシンプルである。…」

と述べて、その説明を展開している。文献[7]。  

 しかし、論理に飛躍がありすぎるので、ここに詳しく紹介しない。もし、詳しく知りたい場合は、文献[7]を見られたい。




 

2.5 よくある質問



 フリンのモータに関してFAQ(よくある質問)が提供されている[7]。この説が妥当かどうかに着目するのではなく、著者がどんな考え方をしているのかということと、何らかの開発ヒントが得られるかもしれないという点に留意しながら読めばよいであろう。もし一か所でも間違いを発見すると、全て見向きもしないということでは得るものは少ない。以下は、文献[7]の抄訳である。

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 これは、文献[1]に関するFAQである(Last edited by Andrew Munsey, updated on June 14, 2016)。

 

理論



 ・何故3.5倍は真実ではないのか

質問: モータの効率(機械出力/入力電力)は、そのタイプと大きさによりますが、80-95%です。これに3.5を掛けて、280 - 330%が得られます。これはOver Unityではないのですか。

回答1: あなたはシステムの中で、たった70%の効率でしかない磁束と、入力電力とを区別しなくてはなりません。磁束は、従来のモータと同様にPP(パラレルパス)でも効率的ではありません。

 概念としてのエネルギー保存は、この磁束に適用されますし、この点で法則を順守しています。制御コイルの目的は、システムの中に既に存在している磁束を切り替えることであり、磁束を作ることではないのです。存在している磁束の通路を切り替えるのは、全く新しい磁束を作ることよりも、ずっと小さなエネルギーで済みます。

 このことが、PPモータと従来のモータの設計方法の違いで、それがキーポイントなのです。システムによって得られる全体的フォース増幅効果は、Over-unityになりますが、各要素の磁場はOver-unityで動いてはいません。



 ・パラレル・パスのもとで測定した効率はどうなのですか?

 標準的な磁束解析では、電気的入力に関連して、現れるフォースの理想的マックス値として400%が得られます。もし、我々が、システムの動作に対する理想的期待値として400%を定義するなら、そのマーカーポイントは100%になります。

 たとえば、もし実際のデバイスが電気入力より大きい350%と出たなら、それは(350/400)=87.5%となるでしょう。ですから、実際、PPシステムは効率100%以上にはなりません。ここで、参照している用語は適正に理解することです。



 ・パラレル・パスは、クイックフィールド・ソフトでモデル化できますか?

 はい、できます。実際、ジョー・フリンは、このデバイスの設計と最適化に、このソフトを使っています。これは、パラレル・パスは通常の物理学であるという話と同一線上にありますし、標準的方程式でモデル化できます。

 (クイックフィールド・ソフトは、フリーソフトで文献[8]からダウンロード可能。
なお、2Dは、http://femm.foster-miller.net/Archives/bin/、 3Dは、http://www.geuz.org/gmsh/も参照)

 パラレル・パス・Eグループは、この領域で興味深い研究をしています。そこに参加なされば、彼らが開発したモデルのいくつかにアクセスできるでしょう。



 ・真空エネルギーの物理は、どこに?

 いや、パラレル・パスが通常の物理用語で記述できる理由は、それが通常のテクノロジーだからです。ただ、工業で用いられているものより、ちょっとだけもっとスマートでもう少し精密なだけです。これは真空テクノロジーであると主張する人たちは、実際の製品を出荷したことはなく、いわばベーパーウエア(予告ばかりで、いつまでも完成しないソフトウエア)の様なものです。



 ・全実験データは、どこに?

 ジョー・フリンが、磁束テクノロジーの研究に25年費やしたが、インターネットに全データを公表し、誰でもコピーし使用でき、実際のつらい開発をすることなしに、技術を複製できるようにして欲しいと、期待する向きもあります。

 そのようなデータは確かに興味深いでしょう。しかし、そのような要求は、理にかなっていません。この技術は、パテントになっているのです。データが公表してないからと言って、それが存在しないということではありません。

 会社にとっては、ライセンス契約をし、他には公開しないということに署名した会社以外にはあかさないのが普通です。あなたが、実際にモータの開発・実施の複雑さについて知りたいのであれば、ジョー・フリンから何か得るより、どちらかといえば、ベストの方法は、自分自身で製作するのに必要な時間をとり努力をすることに投資すべきです。

 基本的磁束実験は、電気入力なくてさえ行うことができます。(中略)



 ・何故、二つのコイルを用いるのですか?

 一つのコイルだけ用いるというシナリオもありますが、通常、一つのコイルでは2.5倍の増幅ですが、二つ用いると3.5倍になります。一つのコイルでは、実質的に効率が悪いのです。



 

コア/マグネット



 ・どんな種類のマグネットを用いるべきでしょうか?

 推奨するマグネットはセラミックVIIIです。NIBマグネットは、強すぎます。珪素鋼板は約19500ガウスで飽和するということに留意されたい。二つに分割すれば、9750ガウスになります。この値は、マグネットで可能な強さの極大値です。

 (訳注:NIBマグネットとは、NdFeBマグネット、あるいはNeoマグネットともいわれ、希土類磁石である。ネオジミウム・鉄・ホウ素でNd2Fe14Bの正方晶形の結晶を形成している。)

 もしマグネットがこれより強いと、デバイスはずっとずっと非効率になります。あなたは、パラレルパス効果で何が起こっているか理解しなくてはなりません。すべての磁束が一緒になってデバイスの一つの側にフォーカスしているのです。



 

・安価なセラミックマグネット



 ・特別なNIBマグネットを使えば、もっと大きなフリーエネルギーが得られますか?

 Over-unityに対する必要前提条件として、処理した、あるいは超強力NIBマグネットを要求することは、Over-unityの領域において、最も重要で最も根深い(根拠のない)神話の一つです。…。Over-unityは、適正に組み立てるならば、グレード8のセラミックス・マグネットで可能です。実際、グレード8以上のものは、磁束コアを飽和させ、Over-unity効果を減少させます。…



 ・特殊なメットグラス・コアは必要ですか?

 (訳注:メットグラスとは、アモルファス軟磁性材料のことである)

 いいえ、珪素鋼板のような標準的材料で良い結果が得られます。また、あなたが使っている装置に対するフォース・ポイントを理解することがずっと重要ですし、コアの磁束飽和点/深さに磁力をマッチさせることが重要です。

 賢く用いた珪素鋼板は、当てもなくパルス入力したメットグラスより、ずっと良い結果をもたらします。理想的な世界では、磁束ソフトでモデリングしたほうがよく、そうすれば、計算でその点の入力レベルを得ることができます。



 ・積層板を使わなければならないのですか? 固体の鉄とか鋼材ブロックはなぜ駄目ですか?

 鉄を用いることはできるでしょうが、もし固体の鉄とか鋼材を使えば、実験は静的フォーステストで終わってしまうでしょう。積層板を使えば、多くの周波数に対し使うことができます。その実験は、電力発生に関連したフリンのウェブサイトに示されています。

 電気的および磁気的現象は、構造体の表面を伝わりますが、積層板だと表面積が大きくなります。また、鉄かそのようなものの圧延鋼板の結晶構造の配列は、固体の鉄ブロックよりも、ずっと大きく磁場に反応します。

 渦電流は、ジュール熱により損失を発生します。それは、鉄コアのトランスや交流モータのような磁場を変化させる多くのデバイスの効率を低下させます。これは、低い電気伝導度のコア材料を選ぶか、あるいは磁性材料の薄板を使うことによって小さくすることができるのです。



 

・モータ



 ・フリンのPPモータの最適RPMは?

 パラレル・パス・モータは、非常に広くフラットなトルクバンドを有します。ジョーが作ったモータ(複数)は、非常に低いRPMから15,000RPMのような高い速度で動きます。巻き線・ゲージ・アンペアターン・等々にその鍵があるのです。



 ・フリンのPPモータの速度はどのようにするのですか?

 パラレル・パス・モータの速度は、電圧ではなくパルス幅変調でコントロールします。モータに与える電圧は、パラレル・パス・ポイントにおいて、一定値に保持しなくてはなりません。



 ・モータは本当に動くのですか?

 はい、動きます。しかしながら、3.5倍の性能を出すのには、フォース・ポイントにおいてモータをバランスさせるために、モータの負荷の概略を知る必要があります。これは、詳細な専売特許のソフトコードが必要になります。再度言いますが、そのようなコードの公表は期待しないでいただきたい。



 ・逆起電力については?

 PPにおける回転磁場は電気入力より3倍強いですから、入力に関係する回収可能な逆起電力の量は、通常技術でみられる量を大きく超えています。典型的には入力の25%を超えます。

 巻き方を改良し、高速応答の高耐電圧捕集回路を改良すれば、その基本的な結果は全て改善できます。これは、電池使用に対するゲインに関する将来の領域です。



 ・巻き方によってどのくらい多くの回収が可能ですか?

 PPMTモータに巻き線を付け足すことによるエネルギー回収には、いろんな研究があります。モータ・ロータ・ドラッグを他のものより大きく引き起こす研究もあります。回収した出力は、おそらく、装置そのものよりも、あなたの実験技術に基づいています。



 ・他に挑戦すべき魅力的な構成は?

 モータ・ドライブ・コイルを6.8オームにして、装置の電流の流れを注意深くみる―特に負荷をかけた状態で―ということです。



 

・発電



 ・フリーエネルギーのためには出力用巻線が必要ですか?

 いいえ、とてもやかましい研究者が発見したように、そんなにシンプルではないのです。装置につける実行可能で完全な電気的負荷を得る試みは、控えめにいっても、かなり問題点が多いものです。

 それは解決できる問題なのですが、その答えは、現時点では専売特許ですし、とても複雑であり、詳細な説明書があってさえ、ともかくホーム・エキスペリメンター(家庭の実験者)が簡単に再現できるようなものではありません。

 主張しているようなOver-unityの電気出力は、公表(出版)された回路では、おそらく、得られないと、いうにとどめておきましょう。主張が間違っているか、あるいは誤解させているにしろ、完全な回路は公表してありません。



 ・公表(出版)された回路の何が間違いですか?

 入力コイルからのエネルギーは、まさしく出力回路の中にリークして行きます。ですから、永久磁石のフィールド(磁場)は、そのとき静的であり、一つの脚から他方に動きはしません。的確に巻いた発電機の巻き線でフォース実験を行うと、この流れが見えてきます。

 しかしながら、その実験を行うときに厳密な方法をとることに失敗している数百もの実験があるようです。直列の入力と出力をパルス駆動するのは、一つの回答になります。そう、少なくとも、それは素晴らしいオシロスコープ波形が得られます。しかし、実際に負荷を入れると波形は崩れてしまいます。

 ですから、あなたの入力/出力回路の絶縁はもっと頑強にする必要があります。それに物理的研究が、もっと要求されます。以上、大きなヒントを与えました。



 

・インターネットでの議論



 ・私、X-フォーラムでパラレル・パスの正体が暴露されたことを読みました。

 はい、人々が、どうやって自分自身を信ずるのか面白いですね。あなたが持っているキットによるが、50-400ドルで、1時間かそこらの時間でホームメイドしたって動きません。…。おそらく、そういう人たちは、“空気より重い機械の飛行機が飛ぶのは不可能だ”といった人々とまさに同じ種類なのです。ケルビン卿がそうでした。…。



 ・パラレル・パスの対する信頼できる文献がないですね。

 STAIF会議2006? ボーイング社? これらが不十分ならば、信用できるものを定義してください。このあいだ、私はボーイング社の飛行機に乗りましたが、それはかなりよく動いているようでした。彼らは、ボーイング社のなかで、物理法則の技術・応用の実用的な意味において、何が動き、何が動かないか十分よく知っているようでした。



 ・実験データは、どこに?

上述のとおりですが、下記サイトのいくつかを当たってみてください。  再現は、沢山なされています。ボーイング、他の多国籍企業(複数)、防衛省、家庭(複数)、および工場生産ライン(複数)。



 ・私は、いつショップでPPを買うことができますか?

 既に。機密性保持の同意がなされたということは、どのOEM製品が、このテクノロジーをすでに取り入れているか明らかにすることは不可能です。それは、よくあることですが、既存の確立した工業技術の限界をひっくり返さない装置においてのみ採用されます。



 ・何故、ジョー・フリンはノーベル賞を獲得していないのでしょうか?

 実行可能で実用的な磁気的フリーエネルギー・システムを開発すれば、その人はノーベル賞を獲得するだろうと、だれでも、いつでもそう言っていました。

 そうですね。パラレル・パスは、そのようなフリーエネルギーを与えるかどうかは、私は確信がありませんが、システムが、電気入力より大きい磁気フォースをもたらすという意味において、“フリーエネルギー装置”に対する伝統的クリテリア(基準)の多くを確実に満足させています。

 それで、我々は、そのようなシステムをもっているわけですが、私は、あとから振り返ってみると、ノーベル賞の主張は何もしていないことが誇りです。申し出て、賞が得られるということは決してないのです。



 ・1バレルのオイル100ドルの技術的結果は?

(略)



 ・パラレル・パスの将来は?

 観たところ、現時点において、中国が、大規模でこの技術を発展させる一番の国と思います。

 …しかし、あなたが自分自身でパラレル・パス・デバイスを作り、試験のために最寄りの物理学科に持ち込むということを止めてくださいということではありません。十分多くの人々がそれを行ったら、この技術は工業的にもっと急速に受け入れられるでしょう。






 

2.6 (オープンソース)フリンのパラレル・パス・マグネット・テクノロジー





 最後に、フリンの技術のオープンソース(文献[9])、これは、あまり詳しい説明ではないのが残念であるが、ここで、紹介しておく。以下、その抄訳である。

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(オープンソース)フリンのパラレル・パス・マグネット・テクノロジー


(Last edited by Andrew Munsey, updated on June 14, 2016 at 9:25 pm.)


 複製の免責条項

 このデバイスを個人的・実験的目的で作ることは許されるが、商業行為はチャールズ・ジョゼフ・フリンを通してライセンスを得なければならない。

 提案された複製プロジェクト

 下記は、提案した複製プロジェクトである。PPMTに関する更なる情報は、

    Directory:Joseph Flynn's Parallel Path technology

を見られたい。



 デバイス 580

 このデバイスは、タイミング法を使わないシンプルなロータリー・モータである。

  
文献[9]


  
文献[9]


  
文献[9]


  
文献[9]


 Figs.26-27は、方向を決定するスキューイング方法を示している。

(訳注:一般的には、スキューイング法とは、トルクムラを減らす方法として、ロータに溝を回転方向に対して斜めに入れる方法で、スキュー(skew)または斜溝といわれているが、ここでは、著者は、方向を決定する方法として述べている。)

 26は時計方向に回る切り込みを入れたロータの部分を示している。27は、反時計方向に回る別の方法を示している。これらの方法、ともに、方向をどちらかへスキューする(回転させる)方法であることに注意すべきである。



 複製の最近の試み 

OS:BoobTube713 Device 580

  
文献[9]




 デバイス 10

 これらは、特許No.5455474からの引用である。このデバイスは、統合光学タイミング法を用いている。

  
文献[9]




 上図は、デバイス10の展開図である。

  
文献[9]


  
文献[9]


  
文献[9]


 これは、デバイス10の側面図である。

  
文献[9]


 これは、デバイスの光学的タイミング法を示している。

 特許No.5455474の全ての図を参照されたい。pdfファイルはhttp://www.freepatentsonline.com/5455474.pdfからダウンロードできる。

(以下略)





文献

[1]Joseph Flynn's Parallel Path technology
 上記がアクセスできないときは Flynn Parallel Path technology 
[2]Flynn Parallel Path principle device (COMPLETE) 
 上記がアクセスできないときは Flynn Parallel Path principle device 
[3]http://peswiki.com/index.php/PESWiki:FPPP:Assembly
[4]http://peswiki.com/directory:flynn-parallel-path-principle-device
[5]フリンの特許、 http://www.google.com/patents/US6246561
[6]Jan Vink, http://peswiki.com/directory:fppp:replication:jan-vink
[7]http://peswiki.com/directory:fppmt:faq
[8]クイックフィールド・ソフト
[9]OS:Flynn Parallel Path Magnet Technology








3. スイスのフリーエナジー発電機:テスタティカ



 おそらく中学校の理科の実験で、ウイムズハースト静電発電機(下図参照)を見たことがあると思うが、これに似た(同一ではない)装置で、フリーエナジー発電機であるといわれている発電機を本節で紹介する。それはテスタティカと呼ばれている。

 回転ディスクは、幅70cm、奥行き40cm、高さ60cmの大きさの装置でゆっくり回転し、約3kWの出力があるという。メカニズムは秘密にされているが、発明者のポール・バウマン氏は、この動作原理は自然界の稲光の効果を研究することによって発見されたと主張している。

 発生する電気は冷電気であるらしい。テスラは、放電技術によりラジアントエナジーを導き、冷電気を発生させた。のちにカパナーツェや、ドン・スミスも放電技術をもちいて超効率を達成したといわれている。したがって、テスタティカもどこかに放電部分が装備されているのではないだろうか。

 テスタティカの技術の詳細は、秘密にされているので、どの文献を見ても歯切れの悪いところがあるのは致し方ない。また、私の知る限り第三者による再現実験は成功していない。あるいは、成功しても黙しているのであろうか。



3.1 テスタティカ、スイスM-Lコンバータ、by encyclopedia codeboy



 これは、文献[1]からの引用である。

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 テスタティカは、ドイツの技術者、ポール・バウマン(Paul Suisse Bauman)によって開発された電磁気的発電機(静電誘導マシーンといわれる)である。また、テスタティカは、スイスM-LコンバータあるいはThesta-Distaticaとしても知られている。

 テスタティカは、ウイムズハースト静電発電機に似ていて、静電発電機“ピジョン”のデザインの特徴を用いている。それは、インダクタンス回路、キャパシタンス回路、および熱イオン整流管を装備している。テスタティカは1999年8月4日に、30人以上の技術者に公開された。

 メサーニサと呼ばれる場所で、既に、1960年代には動いていたことが記録に残っている。おそらく、メサーニサのコミュニテイは、それを利用していたと思われる。

 参考:   
ウイムズハースト静電発電機
英国の発明家ジェイムズ・ウィムズハースト
による発明(1880-1883)。(from Wikipedia)






3.2 ポール・バウマンのテスタティカ by Free Energy



 これは文献[2]の抜粋・概訳である。


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スイスのリンデン(from Wikipedia)


 1970年代に、ポール・バウマン(Paul Baumann)氏は、スイスのリンデンのメサーニサ・クリスチャンコミュニテイ(キリスト教共同体)の一員であった。

 彼は、コミュニテイのグループのメンバーとともに、コミュニテイのエネルギーの自給自足を行う研究プロジェクトに着手した。

 ほとんどは通常の方法を研究した後に、バウマン氏は、大気の静電気中の潜在パワーを獲得する方法を発見した。

 彼は、稲妻を研究することによってこの技術を発見したと主張している。1980年代までに、テスタティカ・マシーン(Testatika Machine)と呼ばれるモデルをいくつか作り始めた。

  
分類:キリスト教
地域:スイス
創始者:ポール・バウマン
創立年:1960
公式web site:
www.methernitha.com/
 (from Wikipedia)

メサーニサ・クリスチャンコミュニテイ

 メサーニサ・キリスト教団体は、聖書の教えに同意するメンバーのあまり拘束されない緩やかな会として存在している。メンバーは、組織化された会合を持たないし、同じ地域に住む必要もない。最近のメンバーは、スイス全域および他の国にも分布している。

 この団体は、1950年代に、聖書の教えに沿って生きることをゴールとするキリスト教指向の人々の小さなグループによって設立された。そしてスイスのリンデンに生活共同体を創始した。

 …団体は、それ自体のテレビ局を持っていて、独自の番組を放映している。また、それ自体の学校、看護施設および“クラブハウス”をもっている。クラブハウスは、教会と彼らの歴史的活動のセンターとなっている。 (from Wikipedia)



 一旦、スタートすると、このデバイスは、自走するばかりではなく、冷たい形態の電気を発生する。バウマン氏は、決して技術を公けに明かしていないが、数百人の目撃者がこのシンプルな静電気発電機をみて、自走し数千ワットの冷たい形態の電気を発生することを報告している。

 最近、メサーニサ・キリスト教団体は、この原理で作動する燃料無しで自走する5-6台のマシーンを有している。バウマン氏は、2001年の冬に亡くなっている。

  
テスタティカ・マシーン。文献[2]


  
小型バージョン
300W、シングル・デイスク・ユニット。文献[2]




3.3 テスタティカのデモンストレーション(4 August 1999)


 
(Translation by Stefan Hartmann & Hans Holzherr)


 これは、文献[3]からの抜粋・概訳である。

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From: Hans Holzherr
To: Stefan Hartmann

 最近、30人超の技術者(ほとんどは退職している)が、スイスのリンデンのメサーニサ・グループを訪問することが許された。そこで、彼らはいくつかの異なるテスタティカ・マシーンのデモンストレーションを目撃した。

 下記は、スイスから出席していたハンス・ホルツァーからのレポートである。

 ハートマンさん、こんにちは、あなたの質問、“マシーンに負荷をかけて動くところを見ましたか?もしそうなら、負荷はなんでしたか?”について:

 以下、直径50cmのディスクのモデルについて話します。この機械は、我々訪問者が部屋に入ったときにはすでに動いていました。我々は、そこに約1.5時間いたのですが、停止させることはありませんでした。

 負荷としては、はじめは、1000Wランプを約10秒間つなぎました。明るさは小さくなりませんでした。― テスタティカを撮影したフィルムに対応するその場面は、突然の明るさに調整されるカメラの絞りの自動調整の効果です。

 第二の負荷は、U字型の加熱部品でした。バウマン氏は、それを私に手渡しました。私がすぐ差し込むと1秒以内にとても熱くなりました。特に印象深かったのは、彼が接続線(ランプがつながったままだと思う)の一つを引き抜いたとき、1cmの長さの長いアーク放電が、出力電極と接続線の間に、約1秒間起こったことです。

 装置は、プレキシグラス・フードの下にありました。底部の近くにバウマンが出力電極に接触するために接続線を挿入するのに使っていた二つの穴がありました。

 大きな電力が得られることをどう思いますか?

 よい質問です。私も知りたいところです。

 負荷を出力電極につないだとき、ディスクの速度は落ちましたか?

 私は、それには気が付きませんでした(だれも気が付いていません)。ディスクは、15rpmで回転していました。全く遅い速度です。回転率は磁気的に調整されていました。

 全般的にどんな印象でしたか?

 本当に深い感銘を受けました。こんなに遅い速度だとは誰にも信じられないことです。ともかく、ウイムズハースト発電機の観点から静電気の点で説明がつきません。パーフォレイト・シーツ(perforated sheets、穴をあけた薄板)が鍵であるように見えました。



3.4 テスタティカ by Paul E. Potter



 下図は、文献[4]に記載されているテスタティカに関する図である。テスタティカの発明者およびメサーニサ宗教団体は、テスタティカの詳細を秘密にしているので、以下の図は、Potterによる推測ではなかろうか。とはいえ、少しでも、ヒントになればよいと考えその図を引用しておく。図の説明は、必要に応じて文献[4]を読まれたい。

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文献[4]
  
文献[4]
  
文献[4]
  
文献[4]
  
文献[4]


  
テスタティカ(http://peswiki.com/powerpedia:testatika)






3.5 テスタティカの原理の実験 by Paul E. Potter



 Paul E. Potterがテスタティカの原理の実験と称して記述[4]している。しかし、図および説明が雑であいまいであり、科学的報告としては残念な記述になってしまっている。そのため言いたいことが伝わってこないし、読者はフォローできない。しかし、敢えて、少しだけその文献[1]から抜粋・概訳しておく。意味不明だろうけど何かのヒントが得られるかもしれないからである。

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 1999年の30人の技術者の報告について、Fig.1に示すような方法で、“原理実験”を行った。ここでは、二つのプレキシガラスのブロック上にクロスピースを旋回させることによって電流を二つのキャパシタ中に伝達した。

 おそらく、誰かが、クロスピースをつかむときは、その人の身体から何らかの静電気をクロスピースのグリル(金属網)に伝達する。クロスピースが、強制的に前後に回転するときその下にくっつけてある二つのブロックに電荷を伝達し始めるであろう。

 これは、誰でもカーペットの上を歩いたり、人工繊維をまとったりするとき数千ボルトの静電気を得るというようなことであろう。このことは、この装置に触れた後に、作動する準備を与えるのに十分であろう。回転している静電誘導マシーンは、動く前に電荷が準備されるといういうことと同じである。

 あるいは、多くの研究者が既に推測しているように、旋回するクロスピースに接着されたプレキシガラスのブロックは、エレクトレットのように帯電しているということである。

   
Fig.1 文献[4]


 クロスピースの周りに網を用いることは、可動アーム(複数)に可変キャパシタンスを保証している。可動アームが、ベースブロックの上を素早く動くとき、前後に動く各時間において電荷がそれらに伝達される。(以下略)



3.6 あるヨーロッパ人の報告

 

 以下は、文献[4]の抄訳である。

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“信じようと信じまいと、それはここにある”



 ヨーロッパのスイスから初めて本当に動く“フリーエナジー”マシーンがやってきた。メサーニサという宗教グループによって、20年余の歳月をかけて開発されたのである。このグループは、CH-3517 Linden, Switzerlandに住んでいる。このとびきり素晴らしいマシーンの発明者、ポール・バウマン氏は、この動作原理は自然界の雷の効果を研究することによって発見されたと主張している。

 事実は、以下のとおりである。



 この技術を誰でも利用できるのはいつか?



 …テスタティカに関しては、ごまかしはなく、隠されたバッテリーやどんなエネルギー源もない。本当に動いているのである。彼らは、既に10年も先を行くテクノロジーをもっている。もはや、化石燃料はいらない。汚染もない。核廃棄物もなくなる。世界中、飢えることもない。これは、人類が何世紀にもわたって夢見てきたマシーンである。いまや、それが実現したのである。

 メサーニサ・マシーンに関するさらなる情報は、ドイツの雑誌RAUM & ZEIT, issue Nr.40 (8)に掲載されている。



3.7 出力は入力より大きくなり得る by Alexander V. Frolov

 

 以下は、文献[5]の抄訳である。

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文献[5]
 ヤブロチコフ(Pavel N. Yablotchkov)は、1847年にロシアのサラトフに生まれた。彼は、1866年に軍隊技師としての学業を終了し、その後ロシア軍で数年間過ごした。1872年にモスクワへやってきて、電気技術の分野の活動を開始した。

 1875年からパリで有名なLouis Bregetと研究をして、彼の初めての特許、電磁トランスに関するフランス特許#110479(29 November 1875) を得た。それから、光源システム(有名なヤブロチコフ電気ろうそく)を開発し特許を得た。

 1887年には、工業的応用のための新しい電磁トランスのパテント、France # 115793 (30 November 1876)を取得した。



 ヤブロチコフによるOver-Unityの最も興味深いパテントの主張は、フランス特許# 120684 (11 October 1877)として知られている。これは、大気電気を用いた電流の分配と増幅システムである。

 この特許は、負荷と直列に接続した特殊なキャパシタについて記述しているが、これはイオン化により出力電流を増加させるためである。

 実験は有名な物理学者(Maskar博士、Varren-Delaru博士、その他)とともになされたが、彼らは200%の効率が出ることを確信した。

 その方法を説明してみよう。Fig.1は、ヤブロチコフのパテントからの模式図である。ライデン瓶は、対称的なキャパシタではない。すなわち、2枚の平板キャパシタとは原理的に異なっている。ライデン瓶の内部電極は高電圧源につなぐべきであり、この場合、[…ここは文が欠落…]。

  (訳注:テスタティカには、2個のライデン瓶が使われていることに留意されたい。)

Fig.1 文献[5]


 逆の場合は、動かない。もし高電圧源を外部陰極につなげば、内部電極に電圧変化は検出されない。アースあるいは特殊板(イオン化作用を増加させるための多くの針で覆われている)へ接続することが、プレート表面に極大の電子を捕集するために必要である。あるいは、外部電極の電圧の変化が、ライデン瓶のなかに電気的誘導により発生するときプレート表面から極大の電子を返すために必要である。

 結論として、私は、よく知られたスイス・M-Lコンバータ(メサーニサ)の秘密についてのもう一つの推測を特記しておきたい。その設計のメインの要素は、ライデン瓶キャパシタである。それは多数の穴をあけた金属からできた外部表面をもっている。

 他に知られている事実だが、コンバータが作動中は空気の強いイオン化が起こるということである。したがって、この静電気マシーンは、非常に高い電圧(ポテンシャルの差)のパルスを発生させることができるが、それは大電流源としては用いることはできない。

 我々は、回路中の電流を増加させるには何らかの方法を用いるべきであり、ヤブロチコフのテクノロジーはこのための良いアイデアなのである。ライデン瓶の外部電極の大きな表面がこの問題を解決できる。最大に強烈なイオン化が、静電気マシーンの弱い電流より数倍も強い出力電流を得る原因となっている。

Fig.2 文献[5]


 (訳注:上記2段落の記述は、テスタティカがスパーク<雷放電>部分を装備していることを示唆している。他の章に記したテスラのスパーク&ラジアントエナジーのところを読み返されたい。)





3.8 テスタティカの写真&ビデオ



 文献[6]に、解像度が悪いがテスタティカの写真が沢山載っている。そのうちのいくつかを下記に引用する。

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・100W 単一デイスク小型マシーン

100W 文献[6]

 このマシーンの出力は、ステファン・マリノフ(Stefan Marinov) がテストして、大略100Wであると報告されている(彼は出力端につないだ抵抗の熱から推定した)。メターニサのビデオでは、アナログDC電圧計の1000Vレンジで、指針は320Vを示している。モノクロ写真で、2台のマシーンのそばにいる人物はマリノフである。



・デイスク2個使用の小型マシーン

dual disk small machine 文献[6]

 このマシーンについてはあまりよく分かっていない。モノクロ写真で、2台のマシーンのそばにいる人物はマリノフである。(訳注:モノクロ写真は上記と同じになっているが、何かの間違いであろう)



・3kW、50cmデイスクのマシーン

3kW, 50cm disk machine 文献[6]

 メサーニサのビデオでは、アナログ電圧計の300Vレンジで285Vを示している。これらの写真の出所は不明である。右側の写真は、マシーンにより電球が点灯され、1,000Wを示している。



・テスタティカのビデオ

  1. Methernitha Testatika free energy machine part 1

  2. Methernitha Testatika free energy machine part 2

  3. Methernitha Testatika free energy machine part 3

  4. Methernitha Testatika free energy machine part 4

  5. Methernitha Testatika free energy machine part 5

  6. Testatika Small Single Disk Machine

  7. FIRST TESTATIKA MODEL MADE

  8. Testatika Machine Design

上記ビデオの中で、7番目のFIRST TESTATIKA MODEL MADEは、発明の発端となった現象を示す装置の映像であり、非常に興味深いビデオである。図面もある程度はビデオの中に紹介されている。この現象がきっかけとなり、大きな電力が得られるように改良していったといわれる。

 初めからウイムズハースト類似装置に取り掛からなくても、このような小さな実験から始めたらよいとおもわれる。回路の中に雷発生部分を装備して、雷条件(パルスのグラジエント、頻度、強さなど)をパラメータとして調べていくと回転の加速が得られるところが現れるかもしれない。




・反対意見

上記ビデオ1に寄せられているある反対意見 :

 “フリーエナジーは存在しない。例えば、ウイムズハースト・マシーンは電気を作るのに機械的エネルギーが必要である。バウマンのテスタティカが3kWのフリーエナジーを供給するなんてナンセンスである。これは、なにも証拠がない傲慢な主張である。テスタティカについては、他の全てのフリーエナジー装置と同じことである。誰も近づいてみることは許されていないし、だれも電気料金をカットするために使ってはいない。”

 (訳注:証拠がないという点では、上記意見も証拠がない。)





・ウイムズハーストマシーンの製作ビデオ(例)

  1. Wimshurst Machine Build Part 1

  2. Wimshurst Machine Build Part 2

  3. Wimshurst Machine Build Part 3

  4. Wimshurst Machine Build Part 4

  5. Wimshurst Machine - How to Make using CDs

  6. Home made Wimshurst machine, full build 18" disc's. huge capacitors

  7. その他。多々あり。




3.9 関連する特許

 

 PowerPediaは、下記特許は、テスタティカに関連するであろう特許であるとしている。





3.10 ステファン・マリノフの悲しい結末

 

 テスタティカというとステファン・マリノフ(Stefan Marinov)を思い出さずにはいられない。以下は、文献[7]の抜粋・概訳である。なお、以下の文中の文献【1-31】は、文献[7]のなかの末尾に掲載されているのでそちらを参照されたい。

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Stefan Marinov
 マリノフは、ソフィアで1931年に、知識人階級共産党員の家庭に生まれた。1948年に、プラハのソビエト・カレッジを卒業し、プラハのチェコ技術大学およびソフィア大学で学んだ。1960年から1974年のあいだ、ソフィア大学の助教授であった。

 1966-67, 1974, 1977年には、彼の政治的に異なる意見のために、ソフィアで強制的精神医学治療を受けさせられた。

 1977年9月に、パスポートが上手く得られて、国外のブラッセルに移民した。1978年には、ワシントンD.C.に転居した。のちにイタリーとオーストリアに移り住んだ。後年は、馬(複数)の世話をして生計を立てた。

 1997年7月15日、マリノフはグラーツ大学(オーストリアのグラーツにある大学。オーストリアでは2番目に規模の大きい大学)の図書館の階段から自殺ノートを残して飛び降り自殺した。66歳であった。その当時、ブルガリアの工業副大臣である息子のマーリン・マリノフを残していた。

しごと



 マリノフの研究の一つは、トイ・セオリー(toy theory:我々の物理的実在を記述すると想定される自明の新システム)および主流の物理理論に対するそれらの実験の構築によるフリーエナジー源の探求であった。

 1992年に、マリノフは、フリーエナジーの研究をしていて、最近、訴訟の対象になっているドイツ企業、ベコクラフト、を支援するようにドイツ連邦の主相ヘルムート・コールに手紙を書いた。手紙のなかで、マリノフは、もし、コール首相が、マリノフの共同経営者達を上手くとりなしてくれなければ、ドイツ国会の階段で火をかぶると脅した。



研究



 マリノフは、対にしたミラーと対にしたシャッターの配置を用いて異なる方向における光速を調べることにより相対性理論の実験的反証を見つける試みをした【5】【6】。1974年に、マリノフは、光速が等方的でないことの測定結果を得たと報告した【7】。

 しかしながら、マリノフの主張は、彼の精力的な努力にもかかわらず、科学界からは受け入れられなかった。マリノフは、自費出版した本Eppur si Muoveのなかで述べているように、相対性理論と電磁気学を更新するプランを立てた【4】。マリノフは、査読付きも含めて数多くの雑誌に彼の主張を提出することに成功した【8-21】。

 マリノフは、Nature誌の編集者ジョン・マドックス(John Maddox)と、公に、何度も言い争いに巻き込まれた。マドックスはマリノフの論文と編集者へのレター(letters to the editor)のどちらも掲載することを拒んでいたのである。

 …彼は、既知の物理法則を破ることを主張する奇妙な実験に興味をもっていた【23-24】。マリノフは、メサーニサと呼ばれるスイスの共同体において、いわゆる“スイス ML コンバータ”あるいはテスタティカ発電機、その他の永久機関といわれるものを見て、その秘密を学んだと主張した【3】。

 マリノフの説明によれば、500人の会員のこの共同体は、宗教指導者ポール・バウマンに率いられているのだが、このデバイスを用いて彼らの電力を満たしているという【3】。

 マリノフは、"Classical Physics"という5巻の百科事典的シリーズの編集者であった【25-29】。また、1993年に、マリノフは、科学思想の主流はドグマのぬかるみにはまっていて、いまだに前の時代の科学思想からの有用な価値ある知識を捨ててしまっているという彼の信念を説く、電磁気学の本を書いている。

 1997年に、Deutsche Physik誌(ドイツ物理)の最終の巻21のなかで、マリノフは、マリノフ自身が作ったSiberian Coliuは永久運動しないことを明らかにし、また電磁気学のアンペアの法則は正しいと結論づけた【1-2】。(訳注:Siberian Coliuはマリノフが設計したフリーエナジー装置)

 マリノフの友人たちのほとんどは、フリーエナジーの源を構築する実験の結果が否定的な結果になったことが彼を自殺に追いやったのかもしれないと考えている【3】,【31】。

 文献【1-31】: 下記文献[7]のなかの末尾に掲載されているのでそちらを参照されたい。



Siberian Coliuについて:

  1. Thomas E. Phipps, Jr.: Observation of Marinov Motor、(http://redshift.vif.com/JournalFiles/Pre2001/V05NO3PDF/v05n3phi.pdf#search='http%3A%2F%2Fredshift.vif.com%2FJournalFiles%2FPre2001%2FV05NO3PDF%2Fv05n3phi.pdfsearch%3D%27SiberianColiu%27'からもダウンロード可能)

     この論文は、マリノフの発明はモータとして動くことが証明された、と報告している。1998年10月の掲載だから、マリノフの自殺後1年以上後のことである。

  2. The Marinov motor : A very peculiar machine.

  3. Marinov: Annus Horribilis - Portal(Adobe PDF)

  4. その他。


マリノフの著作について:



マリノフの著書(エネルギー保存則の破れ):The thorny way of truth : documents on the violation of the laws of conservation by Marinov Stefanは、 https://archive.org/details/thornywayoftruthpart2maririchから無料ダウンロード可能である。




文献

[1]http://encyclopedia.codeboy.net/wikipedia/m/ma/main_page.html(現在、閉じられている)
[2]http://www.free-energy.ws/baumann.htm これは閉じられているがhttp://tesla3.com/free_websites/zpe_baumann_testatika.htmlに引用されて残っている。
[3]http://rexresearch.com/testatik/testart.htm
[4]http://website.lineone.net/~aarekhu/index.html これは閉じられているが、http://rexresearch.com/testatik/testart.htmに引用されて残っている。
[5]Alexander V. Frolov: New Energy Technology, Vol. 1, p. 68.(2003).これは、http://rexresearch.com/testatik/testart.htm でも見ることができる。
[6]http://rimstar.org/sdenergy/testa/overview.htm
[7]https://en.wikipedia.org/wiki/Stefan_Marinov"






4. QEG(量子エネルギー発電機)



 以下は、“Fix the World" のホームペイジからの抜粋・概訳である。彼らは、フリーエナジー発電機を開発したと主張している。その技術は無料公開(Open source)であり、ダウンロードすることを促している。こうして、すでに、40ヵ国以上で100台以上の発電機が作られたという。

 電力会社から電力を購入する必要がなくなることから、彼らは、このフリーエナジー発電装置に対して、石油エネルギーに係る業界からの妨害を受けているという。そのため、草の根運動として全世界的普及を目指して活動を展開しているらしい。

 装置の作り方の手引書が無料でダウンロード可能である。製作キットや完成品は、彼等と取引のある製造業者から購入できるという。組み立てたら、チューニングという作業をしないとOver-Unityにはならないと言っている。チューニング方法は、説明者に書いてあるが、指導も行っているらしい。

 この装置の真偽のほどは全く知らないが、以下、彼らのホームペイジなどに従って、紹介だけしておく。何かのヒントが得られるかもしれないし、ヒントの材料として読まれたい。この装置の製作や指導を受けるのにには、それなりのコストがかかる。あなたなら、もっと優れた方法を使って開発しているかもしれない。読者独自の方法の、日本技術を期待しています。

 なお、この装置QEGを製作している日本チームがあると、彼らのホームペイジにQEG装置の写真とともに書かれているが、それが、どなたかは、私は知らない。

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4.0 はじめに


 QEG (The Quantum Energy Generator=量子エネルギー発電機)は、既に技術公開した、無燃料発電機のプロトタイプであり、これはニコラ・テスラの公開された特許に基づいたものである。

 QEGの構造が使うエネルギーのタイプは通常の発電とは異なっている。

 いったん、あなたと行う共同的開発が終了すれば、発電機は高度に効率的になり、あなたの家庭電力を満たす。

 QEGは、2014年3月に公開した技術であり、この時点から世界中のチームと共に共同的開発を行ってきた。



4.1 世界を回復する組織FWOおよび発電機QEGについて



 フィックス・ザ・ワールド・オーガナイゼーション(FWO=Fix the World Organization,世界を回復する組織)は、2012年にボランテイア・グループにより設立された人道主義的プロジェクトの組織である。

 我々は、一連の配列体系のプロジェクト計画を有している。

 そして、下部組織と共に我々のプロジェクトに知識を蓄積することと、実行するために、 下部組織を作ることに向かって過去3年間動いてきた。QEGは、我々の初めの実行プロジェクトである。

 QEGプロジェクトの趣旨は、家庭用電力として十分大きなスケールの“フリーエナジー”発電機の原型を作ること、および、それをインターネットで無料配信することであった。

 この戦略の主目的は、 パテントとライセンスが不要な環境で、他のDIY技術者がデバイスを複製でき、その改良の共同的開発ができるようにするために、抑制された技術情報に“一般の人々”がアクセスできるようにすることであった。





4.2 QEGシステムについて



 量子発電システム(The Quantum Electric Generator system =QEG)は、ニコラ・テスラの(発電機、ダイナモ、交流関連の)多くのパテントを適用させたものである。

 特に、“発電機”というシンプルな題名がついている、1894年1月2日の日付のテスラのPat.No.511,916が関係している。ここで、適用とは、リニア・システムからロータリー・システムへの変換である。

 QEGの原型は、10-15kWの範囲の電力を連続的に発生するようになっていて、単相120Vあるいは230-240Vのどちらでも供給できるように設定可能である。将来は、3相も供給できるようにする計画である。

 …。QEGは、複雑なデバイスではない。なぜなら、電力を消耗するシンメトリック・モータおよび今日主流の工業において用いられている発電機の設計よりもどちらかと言えば、テスラの他の“発見”のように、自然法則に調和して動くように設計されているからである。

 QEGの作動原理を理解する効果的な方法は、高電圧AC(15-25kV)を発生する大きな電力の自律共鳴発振器(電力タンク回路)として考えることである。この高電圧発振は、ACライン電圧(商用電気の電圧)に変換され、電流は大略85Aまで可能である。今日の交流エネルギー技術においては、それは共鳴装置のタイプであると呼べるであろう。

 本デバイスの高出力を与える回路は、実際、従来から存在するが十分利用されていないパワー発振器回路に基づいている。しかしながら、その設計の“量子”部分は、発電機出力が如何に極大値にチューニングされるかに関係している。

 通常のオルタネータ(AC発生器)は、出力電力よりも大きな入力電力を消費する。例えば、ある商品のオルタネータは、出力電力13,000Wを取り出すのに18,000W(24馬力)消費する。QEGの場合、入力電力は、コアのレゾナンスを維持するためだけに使われる。

 それは、出力電力のうちの極く小さな部分にすぎない(10,000W出力に対し入力1000W以下である)。それに、いったん動き出せば、QEGはそれ自体の1馬力モータに電力を供給する(出力の一部を入力に戻すということ)。

 これは、Over-Unityとして知られている。一旦、装置が共振周波数を樹立すれば、自分自身で電力を出力する(自立運転)。

 QEGの中のエキサイター・コイル(励起コイル)は、量子場(ゼロポイント)を発電機のコアに導く伝導路を与えるために使われる。

   ジェイムズ・M. ロビテイル



 あなた自身のフリーエナジー発電機を今日作る方法を知るには、ここをクリックされたい。




 ビデオ:  
Start Here! QEG Academy Website Tour, 2016/06/29 に公開
https://www.youtube.com/watch?v=nu0OyEtRvNg

  • ちょっと想像してみて…
  • 電力会社の送電網から離脱できる。
  • 自分自身の発電機を作る誇りが得られる。
  • それであなたの家庭用電力が充足できる。
  • 製作に必要な情報は得られる。
  • あなたは製作マスターの信用を得る。
  • あなた自身の無燃料発電機をどのように作り始め、完成させるかが分かる。 自立運転で、もう電気料は払わない。
  • QEGは、リニューアブルなエネルギー・マシーンであり、オープンソースであるので、誰でも製作できる。
  • あなた自身、あなたの家族、あなたのコミュニテイ、そしてあなたの惑星のより良い未来のために、はじめのワン・ステップを。






4.3 QEGフリーエナジー・アカデミー



 ここで、あなたは、QEG教材および購入コース、さらに無料手引書、QEG報告書、ドキュメント、ビデオおよび重要リンクが見つかるでしょう。

 QEG無燃料発電プロジェクトのユニークなオープンソースの性質上、多くの個人、グループおよびいわゆる“専門家”が、QEGに関してさまざまな偽の見解を書いている。しかし、彼らの誰もQEGを作ってはいないのである。

 我々は、過去2年間に、6台のQEGを製作した。最近、40ヵ国以上で100台以上のQEGが作られ、その最高の状態における世界的な共同的開発である。

 
QEGの世界的な共同的開発
https://www.youtube.com/watch?v=Eih_e5skj78


教材



 発電機の作り方の手引を探しているのならば、ここはスタートするのに良い場所です。 http://qegfreeenergyacademy.com/about/free-energy-generator-plans/



4.4 ダウンロードについて



 無料のダウンロード

 無料のQEG製作マニュアルをダウンロードするときは、どうかロビタイル家族への寄付を考慮されたい。彼等は、この技術を世界にもたらすために、家を失うことも含めてとても大きな犠牲を払っています。20か月の実経験および数千ドルが、フリーエナジー発電機のマニュアルを供給するために費やされたのです。

 マニュアルは、75頁からなり、重要な技術情報、写真、説明文、および完璧なプロ級CAD図面パッケージが含まれています。寄付は強制的ではありませんが、考慮されれば大いに感謝です。この仕事が進められます。

 マニュアル請求面であなたのE-mailアドレスを入力する前に、どうか QED R&D FUND に行って下さい。我々は、この技術を人々にもたらすことに、ずっと捧げています。あなたの支援に心から感謝します。

(訳注1:無料のQEG製作マニュアルをダウンロードすると、そこには、作り方についての詳細な説明、精密な設計図、注意事項などが書かれている。何故このようなことをしているかというと、その理由は、下記“FAQよくある質問”のところに、述べられている。熟読されたい。)

(訳注2:無料のQEG製作マニュアルは、日本の有志の人により和訳された無料の日本語 ダウンロード版がある。)



 今日、QEGの製作に取り掛かりましょう。

 FTWおよび全世界のQEGチームは、地球上の人々にフリーエナジー発電機の作り方の手引を無料で提供します。それは、さまざまな方法で、このリニューアブルなエネルギー・プロジェクトに寄付し支援し、そしてそれをし続けている人々です。我々は、我々のパワーを返します。

 過去2年間以上で、200,000人以上の人々がQEG製作手引をダウンロードしました。1000人以上の前向きに考えている人々が、この技術が現実になるのを見るために、時間とお金を投資されました。

 そして、100人以上の人々とグループが、QEGを製作しています。世界的な共同的開発が、スカイプや他の通信チャンネルのような通信手段のおかげで、成功しています。

 最初の公開資料のQEG製作手引きは、2014年3月25日に公表しました。それ以来、このプロジェクトにおける人々のイノベイションは目覚ましいものがあります。現代の、新パラダイムの、共同的開発は最良の状態にあります。

 どうぞ、上記のリンクをクリックされ、あなたのE-Mailアドレスを入力、フリーエナジー発電機の基本的製作手引き書を無料で受け取ってください。

 私たちは、あなたのE-Mailを、製作もしくはQEGチームからの直接知らされた開発の更新に使うだけです。これは、この技術が知られたり、成功したりするのを好まない人々からのインターネット上に現れる誤まった情報に対する保証でもあります。

QEGファミリーからあなたへ:有難う!


(訳注:youtubeに、作り方などいろんなビデオがある。正規なもの、一例をあげると
James Robitaille - Free Energy - Quantum Energy Generator - Presentation - Free Construction Manual.13分)

 下図は、上記ビデオの中に映し出されているQEGのコアである。大雑把に言って直径30cm前後の大きさである。これは、日本国内の製造業者に特注するより、彼らと取引のあるコア製造会社から分けてもらう方が安上がりかもしれない。GEGシステムの中で一番コストがかかる材料かもしれない。

 
QEGのコア
https://www.youtube.com/watch?v=r0q-C3fDiw8




 ・第5版 QEGフリー・エナジー発電機製作マニュアル(2016)

 下記は、 5th ed QEG Free Energy Generator Build Manualからの引用であり、その抜粋・概訳である。この資料は、Youtube: Announcing the 5th edition QEG Free Energy Generator Plans by authors James Robitaille and Tivon Rivers.2016/06/23 にアナウンスされている。

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いま、第5版 QEGフリー・エナジー発電機製作マニュアルが、入手可能


 ジェイムズ・ロビテイルとタイヴォン・リバーズの著作による第5版 「QEGフリー・エナジー発電機製作マニュアル」発刊のお知らせです。

 2年半の共同開発により、発電機のオープンソース(パテント・フリー)に至りました。第5版は、4個のトランスの設計、および一個のバイ・トロイド・トランスを用いて、電圧‐電流リアクテイブあるいはVARsを電力に変換するための説明書を含んでいます。

 私たちのチームは、発電機を作り、他の人達に作り方を教えます。何故なら、私達は人類とこの惑星が心配だからです。また、私達は、巨大電力企業に引き裂かれることに疲れたからでもあります。

 量子エネルギー発電機QEGは、ニコラ・テスラの多くのパテント、発電機/ダイナモ/交流発電機の一つを、連続して10-15kWの電力を発生するように適用したものであり、単相で120Vあるいは230-240Vのどちらでも供給できるように設定可能です。

 パテントの元の意図は、マシーンが自立運転できるように、機械的な自己レゾナンスおよびラジアント・エナジーの使用・応用により、さらに拡張してあります。

 QEGは、複雑なデバイスではありません。 それは、今日の主流の工業で使われている電力を浪費する閉鎖系(平衡系)モータや発電機よりも、どちらかと言えば自然界の法則と調和して動くように設計されています。

・ツールと実験設備の提案
・発電機の組み立てのステップ
・機械的&電気的機構
・ドライブ・システム
・New! エキサイター・コイルの設計
・安全性関連
・ラジアント・エナジー
・完全プロ級CAD設計図パッケージ


 常に、ジェイムズは、生のスチールから、第1レゾナンスで精密なキャパシター値への基本的構造に対する明白な説明を提供しています。実情として、第1次共振、あるいはパラメトリック振動は、コア内部で発生したエネルギーのみを使って電球がともされています。

 また、ジェイムズは、進歩したチューニング方法を提供していますが、そこでは、コアスチール(2次共振)およびエキサイター・コイル(3次共振)の共振周波に合わせる方法を学ぶでしょう。

 また、あなたは、QEG製作マニュアル第5版で、新しいエキサイター・コイルの設計が得られます($47)。

 もし、私達が過去に苦労したように、あなたが、あなた自身の発電機を作るのにインターネットの設計図・説明に基づいて何時間も何時間も奮闘探求した挙句に無茶苦茶な結果しか得られなかったら、このマニュアルで最終決着がつくでしょう。

 効率のよい無燃料のあなた自身の発電機の作り方の問題について得られる最もわかりやすい正確な情報です。何故なら、


(訳注:上記の記述箇所のサイトは、2017年2月末日で、閉じられたようです。最近のダウンロードサイトは、 ここになります。)





4.5 発明者など



以下は、http://qegfreeenergyacademy.com/about/からの抜粋・概訳である。

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・ ジェイムズ・ロビテイル(James Robitaille):

 量子エネルギー発電機(QEG)を設計したひと、ジェイムズは、伝統的学問体系が全ゆるエネルギー企業に課しているのと同じような条件の考え方をしてはいない。(このビデオを参照)。

 このために、彼は、通常科学が教えるものを非学習としなければならなかったのではない。現代科学が不可能としているもの、大気エネルギーを捕えるのに必要なスキルの知識は得たのである。

 彼の人生の過程で学んだ全てのものは、DIYによる再生可能なエネルギー・プロジェクトの開発に向かっていた。すなわち、ジェイムズはQEGをライフワークと見ているのである。

 ジェイムズは、がまんできないのではない。どちらかと言えば、ゆっくりで、秩序だっていて、完璧なのである。何をするのにも2回測定して着実にゆっくりした速度で進む。彼にとっては、技術的な開発は、瞑想のようであり、彼はQEG開発の道の上に静かにじっと耐えている。


・ タイヴォン・リバーズ(Tivon Rivers):

 タイヴォンは、スペイス・ビジュズアルズ(DIY回路とキット)のオーナーで経営者である。タイヴォンは、常に現代の問題に自然界から発生する答えを探している。彼は、オープンソースの“テスラ発電機VI-ミニQEG”の発明者である。

 これは、700W-900Wかそれ以上の電力を発生する。プロトタイプは、ニコラ・テスラが発明した共鳴とラジアント・エナジーとして知られている現象に基づいている。

 このプロジェクトは全て、作ること、教えること、およびオープンソーシングの説明の中心になっている。

 このミニ型の利点は、低価格で、小さく軽く、CADファイルになっているし、コアのコイルが巻きやすく、ホットスワップのロータであって、また、他の普通のフリーエネルギー・テクニクで簡単に実験できるという点である。テスラ発電機VI-ミニQEGについては、 ここを見られたい。



・ Hopegirl2012(発明者の娘)

 (Peswikiより引用) 2012年9月、Naima Feaginは、Hopegirlというペンネームでブログを開始した。その初めのアップロードは“あなたが眠っている間に、革命2012のストーリー”というタイトルであり、最近のグローバルな経済における隠れた堕落・腐敗の多くの異なる面を強調していた。

 ブログは、すぐ拡散し、初めの4日間で15,000アクセスを受け、ネットの高レベルアクセスにランクされた。

 彼女は、次いで、世界の最大の問題のいくつかを解決するアイディアを普通の人々に尋ねて、ブログ返答を求めるという形で、何百万もの読者に対して呼びかけを行った。

 その結果は、37ヵ国から300件の投稿があり、それらは、20人のボランティアにより“How to Fix the World”という名の要約本にまとめ上げられた。それは、今日われわれの世界に直面している全ての問題に回答した一撃である。

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 Hopegirl: 私は、地球と地球に住む人々を愛する普通のありふれた人間です。私達は、世界が途方もなく大きなポジテイブな変化をする縁際にいます。この変化を通して、私たちの社会の大きな治療と再構築がなされるでしょう。全人類のための豊かさと繁栄に沿って、新しいテクノロジーが解放されるでしょう。

 このとき、多くのレベルに対して組織化と配布というとてつもなく大きな必要性が発生します。この過程で、我々の全てがその役割を担うことになるでしょう。

 私にとっては、私が熟知していること、すなわち 全てのポジティブな方法で、全ての人間に影響を与える多くの利益をすぐに与える助けのサービスの一つ における財務の車の車輪の背後にいることを希望しています。

 :職業として、私は、政府と法人の財務の両方において財務アナリストの経験があります。私は、組織の財務を助けます。…

 :私は、専門職の経験が与えられたとき、ビジネスを行うときの古い方法が如何に人類と惑星地球に害があるかを沢山学びました。私は、これを変えるために、 新しいパラダイムのビジネス・モデルを作りました。

 人々の金銭的苦しみを助け、また豊かで繁栄の生活になるような助けをすることは、世界を回復する組織(Fix the World)を立ち上げた私の情熱です。

 
Hopegirlのブログは、ここをクリック。






4.6 QEGについて、よくある質問



 以下は、「よくある質問」の、抜粋・概訳です。これは、私が見た当時の内容であり、いまは内容が少し手が加えられ変更されています。

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 ここで、QEGに関して私達が頂いた最も共通的な質問への回答のいくつかを示します。

 

・QEGは、詐欺か悪ふざけではないですか?

(April 2, 2016 June 21, 2016 by Hopegirl)

 QEGは、詐欺ではありません。QEGは、世界中の人々の色んなチームとともに協調的開発を行っているオープンソース・プロジェクトです。

 元々、それは、テスラにより発明されましたが、130年の間、抑圧されてきました。多くのエンジニアが、エネルギーを作り出すこの変わった形態の潜在的な可能性に気づき、熱心に実験と研究・学習をしています。

 40ヵ国以上で、100台以上のQEGが実際に物理的に作られつつあります。彼らの中には、NASA、ロッキード、ロスアラモス研究所および国連の前歴のある人たちがいて、QEDに取り組んでいます。

 QEDプロジェクトの性質上、これは石油工業にとって最大の脅威の一つになります。その理由で、私達は、コントロールされた抵抗を受けますし、地球上のどんなフリーエナジー装置よりも、弾圧が襲いかかります。

 新しいエネルギー形態を世に出すことに対する弾圧は、非常に現実的に存在するものであり、長い暗い歴史を有しています。

 エネルギー関係の会社と政府機関は、人を雇って、ウェブサイトを作らせ、“そんな技術は嘘である。だから、我々は“600兆ドル工業”に対してこそ有用なお金を払い続けるつもりである”と書き、それを信じこませ、大衆意見をコントロールしようとしています。QEGは詐欺であるという噂を作らせているのです。

 (私たちの)これらの声明は、単に意見というものではなく、実際にそれを支持する山のような証拠に基づいています。どうか、私達の、全報告“インターネット・トロールおよびフリー・エナジー・デバンカー”(Free Energy Debunkers)をもっと詳しく読んでください。

 (訳注:インターネット・トロールのトロールの日本語には“荒らし”と言葉があてられていると思う。従ってたインターネット・トロールは、インターネット荒らし、という意味。Wikipediaの説明参照

 QEGは、草の根プロジェクトであり、それは、私達の人間的条件の技術的進展を一層助け、エネルギー会社の支配から自由になる試みをし続けている普通のありふれた人たちとエンジニアによって遂行されています。

(訳注:QEGは詐欺・虚偽・ありえない、というWeb Siteがありますので、そのようなサイトにも目をとおして彼らの主張に耳を傾けることもよいと思います。

 彼らが、QEGコアなどの部品を取り寄せて、組み立てて、チューニングを自ら行い、できない場合は、発明者にチューニングをやってもらったうえで、QEGは詐欺・虚偽・ありえない、といっているのであろうか、それとも理論的にあり得ないから詐欺だといっているのか、は不明。)



 

・QEGは、物理法則を無視していないですか?

(March 31, 2016 April 8, 2016 by Hopegirl )



 人々の質問の一つに、“QEGは、物理法則を無視していないですか?”という質問があります。

 QEGは、自然法則に従って動く非平衡開放系システムです。これは熱力学の(物理学)法則を破ってはいません。熱力学は閉じて均衡が取れているシステムだからです。

 非平衡開放系システムは、高等教育において、伝統的に除外されてきました。ですから、あなたの大学の教師は、そのことを知っていませんし、彼らは、それは存在しないとしているのです。

(訳注)
 日本の大学教授が非平衡開放系システムに関する知識がないというわけではないが、一般基礎教育過程の教育現場で講義する機会がないかもしれない。

 平衡熱力学では、閉鎖系のエントロピーは増大し続け、最終的にエントロピー最大の無秩序状態になる。

 しかし、生命現象はもとより宇宙スケールから身の周りの物理現象に至るまで、 自発的に秩序が形成される現象は数多く存在し、これは、それらの系が物質やエネルギーの出入りを許す非平衡開放系になっているからである、ということは、その分野を学ぶ院生にも、よく知られていることだと推測される。




 マックスウェル、エジソン、J.P.モーガン、および物理法則

 ジェイムズ・クラーク・マックスウェルFRS FRSE (1831-1879)は、スコットランドの数理物理学者でした。彼の最も卓越した業績は、電気、磁気、および同現象の現れとしての光学、すなわち電磁場を記述する一連の方程式を創出したことです。

 彼の発見は、現代物理の領域で先導役となり、特殊相対論および量子力学のような領域に対する基礎となっていました。彼のオリジナルな研究である電磁場の力学的理論の中で、マックスウェルは、二つの別々のシステムを識別しました。両者は完全に互いに異なっていました。

  1. 非平衡システム: 全てのスピン(私達のモータの)、あるいは、ステーター・コイルに入力する全てのパルスにおける電磁共鳴、あるいは電磁フィードバックに基づいて、 私達の入力へのエネルギー反応の一連の交換の創生を可能とする開放システム

     初めての非平衡モータはファラデイの“単極モータ”であった。これは、のちにニコラ・テスラにより改造された。これらのモータは、それ自身でエネルギーを発生し、燃料を必要としない。

  2. 平衡システム: 全てのスピンで電磁気的共鳴をキャンセルする閉鎖系。それは、過剰なエネルギーを消費し燃料のような付加的エネルギーを必要とする。これらは、私達の全ての電気的応用面で使用している“時代遅れの平衡システム”である。


 1879年にマックスウェルが亡くなって1年後、科学者達、J.P.モーガンにより金銭的支援を受けたヘンドリック・ローレンツおよびトーマス・エジソンが、マックスウェルの独創的研究を骨抜きにしてしまいました。

 それからの40年間、金儲け主義の石油企業は、必要ないとする非平衡システムに関する知識を全て消し去るという無駄なことをしました。

 彼らは、マックスウェルの方程式全てを“平衡化”し、その不完全な理論をもって“物理法則”だとする表札を貼り付けました。

 確かに、物理法則は、エネルギーの平衡閉鎖系に適用可能でありますが、もう一セットの他の法則があります。それは、自然法則です。それは、非平衡システムに適用しているのであって、過去130年の間、銀行経営者の金銭的利益により抑え込まれてきたシステムなのです。

 この知識は、私達の教育システムでは禁圧され、我が地球の物理あるいは電気工学を教育する学校では、非平衡システムについて教えることはありませんでした。

 その代わりに、熱力学第1法則および第2法則が、これは金儲け目的の化石燃料を消費することに基づいているのであるが、私達の公的な知識基盤の中に、ご都合主義的に支配的になったのです。



 マルハナバチの飛行と自然法則

 (訳注: 現在、この部分は彼らのサイトから削除されてしまっているようである)

 物理法則は、永久運動は不可能であると言っています。では、地球はどうして回っているのでしょうか?航空力学は、マルハナバチは飛行することは不可能であると言っています。では、マルハナバチはどうやって飛ぶのでしょうか?

 世界中の通常の科学者達は、

“永久に、あるいは無限に動き続けるという主張は、成り立たないだろう。何故なら、熱力学第2法則が、不可能と言っているからである”

というような宣言をするでしょう。(訳注:上記の地球の自転についての誤解があると思う。)

 一つの世紀が終わろうとするころ、英国人の科学者、ケルビン卿が、

“ラジオには未来はない。空気より重い機械が空を飛ぶことは不可能である。そして、X線というのは悪ふざけである。”

と言いました。

 自然の法則は、周波数、共鳴、振動、磁気、およびエネルギーに焦点を当てた概念を含んでいます。この完全な例は、マルハナバチの航空力学の法則を破る飛行に見つかります。

 ラルフ・リング(Ralph Ring)は、ニコラ・テスラの直接の弟子のオーテイス・カー(Otis T. Carr)と一緒に仕事をしていた革新的技術者です。ブレイクスルー・エナジー・ムーブメント会議において、リング氏はマルハナバチの飛行について、下記のような驚くべき説明を発表しました。

 “マルハナバチの喉(のど)の中の喉頭(こうとう)の隣に、周波数を集積する共鳴空洞のように作用する小さな空洞チューブがある。

 マルハナバチが、羽根の振動を始めると、それは周波数を集積し、それが空洞共振器の中で行ったり来たり跳ね返り、ついには、シューマン周波数として知られている地球の周波数と同じ周波数に到達する。

 いったん、マルハナバチが周囲の周波数と同じ周波数に到達すると、ゼロポイントとして知られているものと均衡がとれる。どんなものでも、ゼロポイントに到達すると、エネルギーの変換が可能になる。

 マルハナバチは、いまや、重力の影響から解きほぐされ、それ自身の磁気バブルを作り、飛び回っている。同様なことを行うものに、幾つかのトカゲ類およびハチドリがいる”



(訳注1):
 Wikipediaによれば、「大型の体とそれに見合わない小さな翅から、かつてはマルハナバチとともに「航空力学的に、飛べるはずのない形なのに飛べている」とされ、長年その飛行方法は大きな謎であった。「彼らは、飛べると信じているから飛べるのだ」という説が大真面目に論じられていたほどである。現在はレイノルズ数(空気の粘度)を計算に入れることで飛行法は証明されているが、ここからクマバチは「不可能を可能にする」象徴とされ、しばしば会社やスポーツチームのシンボルマークとして使われる。 リムスキー=コルサコフの楽曲『The flight of bumble bee』は邦題『くまんばちの飛行』として知られるが、bumble bee とはクマバチではなくマルハナバチの英名である。」…Wikipedia

(訳注2)
 Chap.6. V.グレベニコフ:昆虫の空洞構造効果で反重力飛行、のところも参照されたい。


 これは、自然の法則が、どのように働いているか、ということです。もし、あなたが、何かを地球の周波数と同じ周波数で振動させ、ゼロポイントに到達できたならば、あなたは、 あなたの環境の周波数の影響から解放され、 浮揚あるいは電気エネルギーを含めてあなたが望むものの何にでも、エネルギー変換可能なのです。

 これが、QEGがどうして作動するかの理由です: すなわち、テスラの装置では、地球の周波数およびゼロポイントにマッチするように共振させて、そのエネルギー(ゼロポイント・エネルギー)を電気エネルギーに変換しているのです。

 さらに、ビデオを見てください。
以下は、そのビデオからの抜粋・概訳です:

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(ビデオ) フリー・エナジー、物理法則、および自然界の法則


(December 24, 2016 December 20, 2016 hopegirl
energy, free, laws, nature, physics, video)


 (訳注: 上記と重複しているところが多々あるが、その部分を削除してしまうと、話の筋がわからなくなってしまうので、重複部分も含めて記載しておく)

 今日の世界においては、私達は、様々な装置、家庭電力、車および現代技術の生活のあらゆる局面でコストのかかる、そして汚染源となる化石燃料を用いています。これらのシステムは、古臭くて、非効率的であり、希少といわれる資源によって動いています。

 しかし、私たちが知ることのなかった、それ以上のものがあります。電力システムには実際には二つのタイプがあり、一つは、私達が今日使っているものであり、もう一つは、私たちの知識源から組織的に取り除かれてしまったものです。

 第1のシステムは、平衡システムあるいは“閉じた”システムとして知られています。この種のシステム(例えば、モータの中で働いているときのようなシステム)では、自然発生する電磁気的レゾナンスは、各回転ごとにキャンセルされてしまいます。

 これは、余計な熱となってエネルギーを浪費しますし、回転させるのに余計なエネルギー源が必要になります。簡単に言えば、このことが、こうした時代遅れの完全に非効率なシステムを用いている何らかのものにパワーを与えるために、燃料を燃やし、そして何かを爆発させる必要があることの理由なのです。

 しかし、非平衡系あるいは“開放”系と呼ばれるもう一つのシステムがあります。このシステムは、 モータの各スピンごとに、電磁気的レゾナンスか電磁気的フィードバック、 あるいは静的コイルの中への入力の各パルスに基づいて、 我々の入力へのエネルギー反応の一連の交換が発生することを可能とします。

 初めての非平衡系モータの一つは、ファラデイの“単極電動機(Homopolar motor)”でした。これは、のちに、ニコラ・テスラがその変形を作りまた。これらのシステムは、それ自身でエネルギーを発生し、化石燃料を必要としません。

 ですから、私達は、化石燃料を必要としないで電気器具を動かすことを可能とする開放系を持っているのです。それなら、何故、それについて私達は知らないのでしょう? その答えは、エネルギー工業の歴史における最大の隠蔽が横たわっているということなのです。

 


 ジェイムズ・クラーク・マックスウェル(1831-1879)は、スコットランドの数理物理学者でした。

 また、彼は、彼の教会と地域共同体を助けることにおいて、控えめではあるが欠くことのできない重要な役目を担っていましたし、聖書に関する広い知識をもっているクリスチャンでした。

 彼の、最も卓越した科学的業績は、電気、磁気、および同現象の現れとしての光学、すなわち電磁場を記述する一連の方程式を創出したことです。

 彼の発見は、現代物理の領域で先導役となり、特殊相対論および量子力学のような領域に対する基礎となっていました。

 彼のオリジナルな研究である電磁場の力学的理論の中で、マックスウェルは、二つの別々のシステムを識別しました。両者は互いに完全に異なっていました。

 1879年にマックスウェルが亡くなって1年後、科学者達、J.P.モーガンの財政支援を受けたヘンドリック・ローレンツ、およびトーマス・エジソンは、マックスウェルの元の業績をずたずたにしてしまいました。

 それからの40年間、金儲け主義の石油企業は、不必要だと考える非平衡システムに関する知識を全て消し去るという無駄なことをしました。

 彼らは、マックスウェルの方程式全てを“平衡化”し、その不完全な理論をもって“物理法則”だとする表札を貼り付けました。

 確かに、物理法則は、エネルギーの平衡閉鎖系に適用可能でありますが、もう一セットの他の法則があります。それは、自然法則です。これは、非平衡システムに適用しているのであって、過去130年の間、銀行経営者の金銭的利益により抑え込まれてきたシステムなのです。

 この知識は、私達の教育システムでは禁圧され、我が地球で物理あるいは電気工学を教育する学校では、非平衡システムについて教えることはありませんでした。その代わりに、熱力学第1および第2法則が、それは金儲け目的の化石燃料を消費することに基づいているのですが、私達の公的な知識基盤の中に、ご都合主義的に支配的になったのです。

 物理法則は、永久運動は不可能であると言っています。では、地球はどうして回っているのでしょうか? 航空力学は、マルハナバチは飛行することは不可能であると言っています。では、マルハナバチはどうやって飛ぶのでしょうか?

 世界中の通常の科学者達は、

“永久に、あるいは無限に動き続けるという主張は、成り立たないと思う。というのは、熱力学第2法則が、不可能と言っているからである”


というような宣言をするでしょう。

(訳注:上記の地球の自転についての誤解があると思う。)

 一つの世紀が変わろうとするころ、英国人の科学者、ケルビン卿が、

“ラジオには、未来はない。
空気より重い機械が空を飛ぶことは不可能である。
また、X線というのは悪ふざけである。”


と言いました。

 自然の法則は、周波数、共鳴、振動、磁気、およびエネルギーに焦点を当てた概念を含んでいます。この完全な例は、マルハナバチの航空力学の法則を破る飛行に見つかります。

 ラルフ・リング(Ralph Ring)は、ニコラ・テスラの直接の弟子、オーテイス・カー(Otis T. Carr)と一緒に仕事をしていた革新的技術者です。リング氏は、ブレイクスルー・エナジー・ムーブメント会議において、マルハナバチの飛行について、下記のような驚くべき説明を発表しました。

 “マルハナバチの喉(のど)の中の喉頭(こうとう)の隣に、周波数を集積する共鳴空洞のように作用する小さな空洞チューブがある。

 マルハナバチが、羽根の振動を始めると、それは周波数を集積し、それが空洞共振器の中で行ったり来たり跳ね返り、ついには、シューマン周波数として知られている地球の周波数と同じ周波数に到達する。

 いったん、マルハナバチが周囲の周波数と同じ周波数に到達すると、ゼロポイントとして知られているものと均衡がとれる。どんなものでも、ゼロポイントに到達すると、エネルギーの変換が可能になる。

 マルハナバチは、いまや、重力の影響から解きほぐされ、それ自身の磁気バブルを作り、飛び回っている。同様なことを行うものに、幾つかのトカゲ類およびハチドリがいる”




 これは、自然の法則が、どのように働いているか、ということです。もし、あなたが、何かを地球の周波数と同じ周波数で振動させ、ゼロポイントに到達できたならば、あなたは、 あなたの環境の周波数の影響から解放され、 浮揚あるいは電気エネルギーを含めてあなたが望むものの何にでも、エネルギー変換が可能です。

 多くの発明家が、色んなデバイスでエネルギーを発生させる方法を見つけるのに、これらの概念で研究してきました。

 


・マイケル・ファラデイ(Michael Faraday)

 マイケル・ファラデイ(Michael Faraday,1791-1867) は、電磁気学と電気化学の研究に貢献した英国の科学者です。

 彼の主な発明は、電磁誘導、反磁性および電気分解の基礎をなす原理を含んでいました。

 誰でも、ファラデイを普通ではない人物として認識していました: 彼の簡潔さ、控えめなこと、および謙遜さの人間性は、彼のクリスチャンとしての誠実さに深く根ざしたものでした。

 ファラデイは、科学の研究において、美しさ、対称性、および神の創造の組織化を理解することを意識して探求していました。

 彼の電磁気的回転デバイスの発明は、電気モータ技術の基礎を形作りました。そして、電気が技術的に実用的に使えるようになったのは、大部分が彼の努力によるものです。





・マイケル・ファラデイの単極モータ


 

 1831年12月26日、ファラデイは、ある実験を行いました。その実験では、磁石と銅板のデイスクを同時に回転させたとき、電流が検出されました。

 しかし、彼自身の誘導法則は、その実験結果を無視する傾向にあったのです。150年以上に渡り、ファラデイの単極発電機の動作は適正に説明は、なされませんでした。

 のちに、世界は、ファラデイのツーピース誘導発電機を受け入れました。その発電機の欠点は機械的摩擦と電気損失を含んでいます。



・政府助成金による研究および高等教育

 今日、主流の科学研究及び高等教育の殆どは、政府の助成金および法人関係による資金でなされています。

 そのような資金は、それを受けることを継続するために従わなくてはならない一式のルールや統制(実情にそぐわないルールでも)を抱き合わせでやってくるのです。

 いくつかの例を挙げてみましょう。

 ハロルド・アッシュバートン(Harold Ashburton)は、ケンブリッジ大学からアナーズ・デグリー(honours degree)を受けていますし、またIBMのヨーロッパ特許局の退役局長でもあります。(訳注:アナーズ・デグリー(honours degree)は幾つかの意味があるが、最も普通には、学部卒の学士号という意味。)ジョン・サールが設計した永久運動マシーンの否定不可能な証明が提出されたとき、彼は、下記の声明を出しました:

 “政府は、この研究について何も知っていない。何故なら、政府は、彼らのアドバイザーがどう言ったかを知っているにすぎないからである。

 アドバイザーは政府から、助成金を貰っているが、その助成金を得ることを維持するために、このような件について彼らがとるべきアドバイスをしようとはしないのだ。”


 

 ラルフ・リング(Ralph Ring)は、カリフォルニア、コスタメサの政府助成金による開発研究所の実験室技術者です。彼の仕事は、磁場の中に電子を偏向することなしに打ち込むことであり、彼らが命令した方法で、その実験を行うことでした。

 彼は、毎日この実験を繰り返し行うために雇われたのです。しかし、それは、いつも失敗しました。その費用は政府の助成金により1日$10,000のコストがかかりました。

 彼は、家に帰って自然界の法則を用いて実験し、成功しました。それで翌日、彼は、得られた結果を、彼の先進動力学研究所の所長のワインハート博士にもっていったところ、博士は、次のように言いました。

 “君がやっていることはわかった。理解したよ。でも、君がわかっていないことは、これは政府の助成金でやっているってことなんだよ。その答えを見つける為にお金が払われているってことだ。すぐ、仕事に戻ること、そして他のエンジニアたちには何もいわないように。これについては、何も言ってはいけないよ。”


 政治的・財政的な構造が劇的に変わらないかぎり、フリー・エナジー装置は、いかなる個人、会社あるいは政府資金に依存する機構によっても支援されないでしょう。これらのどの機関にも新しいデバイスを紹介する前に、彼らの資金源および承認への障壁を初めに識別することが重要なのです。



 

・QEGの出力電力はどのくらいですか?

(March 21, 2016 April 8, 2016 by Hopegirl )

 いったん、チューニングされたら、QEGの正弦波出力は、AC、RF、およびラジアント・インパルスの重畳した形で、標準的負荷を駆動して3kW-10kW(RMS)か、それ以上の電力が出ます。それはチューニング・レベルに依存します。

 私が使っている出力周波数は、150Hzです。これは、スチールコアM19の共振周波数300Hz(これは、あなたが使っているスチールコアのタイプにより異なるでしょう)の1/2調和振動です。これは、50-60Hzの家庭用電力に変換しなくてはなりません。

 出力電圧は2次コイルの巻き数に依存します。…。皆さんは、COPの値(実際のところ、自立運転では意味ないのですが)を、知りたいでしょうから、記しておきますと、入力電力(768W)に対し少なくとも3kW(RMS)出力なので比率(3000/768)という計算から、COP=3.9を確認しています。

 ビデオ:QEGのチューニング方法と出力を上げる方法を解説しています。



 

・自立運転状態のQEGのビデオはありますか?

(March 20, 2016 April 8, 2016 by Hopegirl )

 自立運転状態のQEGのビデオはありますか?という質問はとても沢山受けます。そこで、私達は、その答えをビデオで公表しようかと思いました。

 私達が2013年に始めた当時は、何も気づいていなかったのですが、その後、この“フリーエネルギー”の分野の中でうごめいているかんばしくない事柄について、いくつかのやっかいなことがあることを、私たちは教訓として知ることになったのです。

 ですので、私達からは、Over-Unity、自立運転、あるいは電気的測定の生の場面を示すビデオは出版しないということを、申し上げなくてはなりません。

 これには、下記のように、非常に正当な理由があります。ただ、製作が成功していて、研究を行なっていて、私達の指導に従っている誠意ある人達は、もし彼らが望むならば、彼らのマシーンをあなたに見せることができます。

 …。私達がブレイクスルーに到達しつつあるとき、過去数か月間、賢い忠告を受けていました。…WITTSサイトにおいてさえ、人々は、彼らのビデオを単純にまやかしものとみなしましたし、そんなわけで、非難対象のいい鴨になるだけであり、何も良いことはないということを教えてくれたのです。

 (訳注:上記のWITTSは、http://www.witts.ws/である。ここにビデオが載っているが、それは、Youtubeでも見られる。 WITTS Introduction to World Solutions wits2014

 QEGファミリーは、インターネットに無料説明書をアップロードして、もう十分多くを失っています。私達は、否定者、さくら(詐欺の)、およびトロールにより公的に叩かれてきました。

 歴史上では、大きなエネルギーに立ち向かっていくどんなものであれ成功した人は、声価、実験室、生命を破壊されてきました。殺されることもありました。

 私達は、いままで(情報を)充分、公けにしました。何故なら、それが唯一私達を守ることになるからです。それは、関心を惹きつつあります。しかし、私達は、デモンストレイションには、一線を引きます。というのは、それは善良な人々に対し悪いことが始まるやり方だからです。

 残念に思われることは承知しています。しかし、この素晴らしい技術のコントロールのために彼ら自身の重要日程をもつ人達が遭遇する壁に対して私達は立ち向かっています。

 私達は、QEGの製造業者ではなく、それを教える者です。私達は、製品を売っていません。私達は、技術を分かち合い、私達の時間に対する報酬をお願いしています。私達は、私達の立場を維持しなくてはなりません。

 何故、われわれは自立運転状態のQEGのビデオを作らないか、ということについてのさらなる情報はビデオ Why we dont have a video of a self running QEG をみてください。



 

・QEGのコストはどのくらいかかりますか?

  (March 20, 2016 April 9, 2016 by Hopegirl )

 QEGは、プロトタイプ(原型、ひな形)です。それは、まだ開発途上にあるという意味です。ですから、QEGのコストはどのくらいかかりますか?というご質問には正確に答えられないのです。まだ、完成した製品の決定価格というものはありません。

 熟練したエンジニアなら誰でも、世界中の色んな供給者からさまざまな部品全てを得るための、 オープンソースのQEG製作マニュアルを用いることができます。この質問に答えるための助けとして、私達は、異なる場所で、6台のQEGを製作しましたが、その経験を通して得たコスト・データを差し上げることは可能です。

 QEGを製作するために、あなたは全てのパーツを購入することと、作業場所、およびテストと測定のためのいろんな測定機器をそろえる必要があるでしょう。場所とツールのコストは千差万別でしょう。有用なツールは、QEGコース・ドキュメントの中に書いてあります。

 パーツのコスト:

 あなたは、あなたのコアを業者に作ってもらい、コイルは自分で巻きますか。やり方でコストは大きく変わるのではないでしょうか。

 私達は、トレルコ(Torelco)というアメリカの小さな会社と取引しています。トレルコは、あなた用に完全に処理したコアを作り出荷できる状態です。

 トレルコ・コアの価格は、$3,095です。これは送料は含まれていません。トレルコは、世界中のどこにでも送ります。トレルコは、約$3,200で、必要な残りの部品キットを、まもなく、供給できるようになるでしょう。

 QEGファミリーがQEGプロジェクトを立ち上げた経験の一部情報をさらに知りたいときは、 ビデオを見てください。



 

・QEGは、どこで購入できますか?

(March 4, 2016 April 8, 2016 by Hopegirl )

 私達は、QEGは、どこで購入できますか?とよく聞かれます。既製品のQEGは、供給者から購入することはまだできません。あなた自身で作るか、あるいは、誰かに作ってもらう必要があります。

 マニュアルに基づいてパーツを探すか、パーツキットをトレルコから買うことができます。FTWは、QEGを販売しません。私達は、プロトタイプを作り、製作教材を通して他の人達に作り方を教えています。

 トレルコは、あなたの発電機を完成するための完全処理済みコアと追加部品のキットを提供しますが、部品をバラで買うこともできます。詳しい説明と下記部品リストの写真は、どうぞQEG製作マニュアルをご覧ください。

Processed Core (delivered):

Parts Kit Description (1 system):

  • 7/8″ Shaft
  • Bonding Compound #648 50 ml
  • Primer/Activator #7471 4.5 oz.
  • Bearings
  • Bearing Hardware Kit
  • End Plates
  • End Plate Hardware Kit
  • Shrouds
  • Shroud Hardware Kit
  • V-Belt 4L430
  • Pulley AK30 x 7/8
  • Pulley AK25 x 7/8
  • DC PM Variable Speed Motor 90/180V Armature
  • Motor Mounting Hardware Kit
  • Variac ? Staco 1520CT
  • Bridge Rectifier
  • Switch
  • Capacitors 940C30P15K-F
  • Terminal Lug T&B L70
  • Drill Rod, 1/4″ [6.35mm]O, Type A2, 1-1\8″ L
  • Platform (Base), Laminate, 18″ x 36″ x 1-1/2″
  • Core Mounting Shoe, Laminate, 15″ x 6-1/2″ x 1-1/2″
  • Core Mounting Shoe Hardware Kit
  • Exciter Coil Assembly


  •  トレルコ・ワインデイング・カンパニー(Torelco Winding Company)のコアおよびパーツは、ビデオをご覧ください。



     

    ・フリーエナジー発電機QEGを作ることは安全ですか?

    (March 1,  2016 April 8, 2016 by Hopegirl )

     支配的団体と政府による抑圧攻撃がないという保証はありません。

     フリーエナジー発電機QEGを作ることは安全ですか?という質問を受けた時、私達は、抑圧による破壊から逃れるために、私達以前の発明者によって試みられてきた方法とは異なる戦略を実行してきたと言うことはできます。

     過去数十年の間に開発された正当なフリーエナジー装置は、全て下記のような“わな”を仕掛けられて一般に普及することにストップをかけられました。

    1. パテント: 米国特許庁は、それらを押さえ込み、(フリーエナジー装置を)発明することを禁じています。

    2. 秘密主義: 非公開協定により、たった一握りの人が技術を知っているにすぎず、そのため、抑圧することがやりやすいことを確実にしています。

    3. 貪欲: (通常、決して満足的には額を提供しないが)巨大な金銭的な富の契約をして、発明者を操作し、装置を秘密および所有権下におき、したがって支配し抑圧しやすくしています。

    4. “警察国家”における政府の法律: いくつかの国々では、個人が自分自身で電力を作ることを非合法としようとしています。この件に関する法律、コード、罰金、法規が、主に、ファイブ・アイズ国家、すなわち、USA, UK, カナダ、オーストラリアおよびニュージーランドに見られます。


     FTWが実行しつつある戦略は、これらの共通的な抑圧“わな”を挫折させる試みです。それは、 このデバイスを人々の手に直接渡して、エネルギー使用の新しい通常のスタンダードになるようにしてしまうことです。

     私達の戦略は、下記の方法で実行中です。

    1. オープンソース(技術情報公開): 非パテント。何故ならこのデバイスは、パブリック・ドメインのパテントに基づいているからです。

      (訳注:パブリックドメイン(public domain)とは、著作物や発明などの知的創作物について、知的財産権が発生していない状態または消滅した状態のことをいう。 日本語訳として公有という語が使われることがある。…Wikipedia

       日本でいえば、審査請求しないで放っておくか、特許料金を払わないでおけば、パブリックドメイン状態になるであろう。)


      したがって、工業所有権は存在しません。だからスキルのある人なら誰でも、版権侵害やパテントの没収なしに製作可能です。

    2. 公開の促進および完全透明性: 私達は、秘密あるいは非公開契約は行いません。そして、デバイスおよび私達の研究に関する全ての情報はインターネット上に公に報告します。私達は、インターネットとソシアル・メデイアのウイルス性の性質を使います。何百万もの人々がQEGについて知り、このプロジェクトに追従します。

       (2015年7月12日で、QEGのプロトタイプの開発は、プライベイトです。すなわち、私達は、もはやこれ以上、レポートをおおやけにしません。…)←(訳注:ここの説明が後で出てくる)

    3. クラウド・ファンド: 1,212人がQEGプロジェクトの費用を払うのに貢献されました。これは、リスクおよび単一ファンドによる支配を減少させます。

    4. 草の根: 私達は、世界中の個々人とともに草の根運動によるQEGプロジェクトを実行してきました。ソシアル・メデイアとインターネットは動きが早いです。政府機関はそうはいきません。この方法では、人々がダイレクトに、この技術にアクセスしました。それにこのプロジェクトは 、政府機関の干渉を極小に抑えてくれます。


     純粋な気持ちをもって決意した私達の小さなファミリーによって、インターネットを通して行う、このQEGプロジェクトのオープン・ソーシング方法は、現世界の支配的パワー(独占的企業や権力など)にとっては、予想もしない行動となりました。私達は、本プロジェクトの誠実さを護るために、多くのことに耐えてきたのです。

     今日まで、QEDプロジェクトは、下記のようなやり方の押さえつけの挑戦を受けてきました。













    4.7 QEGシステム説明書



     以下は、QEGシステム説明書(QEG SYSTEM DESCRIPTION. 3-25-2014. G)の抜粋・概訳である。この説明書は、上記「4.4 ダウンロードについて」のところでダウンロードしたものより、かなり小さなファイルである。

     とはいえ、QEG設計図が掲載されているので、抜粋・引用して ここ に示しておく。これは、大雑把に把握するためのものと理解して下さい。できるだけ、「4.4 ダウンロードについて」のところでダウンロードすることを勧める。

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    ご注意



     FTW(Fix the World)は、他人のすることに対して責任は負いかねます。ただ、私達は、私達の経験を伝えることはできます。QEGを作ろうとする人々には、注意深い思考、忍耐、および大きな福利のために塾考することが絶対必要だということを私達は悟りました。

     地球という惑星の住民は、ニュー・パラダイムおよび新しいビジネスの方法に突入しようとしています。ニコラ・テスラに敬意を表して、QEGは世界にただで与えられた贈り物であり、また、FTWの行動は、厳密に非利己的(愛他的)であります。

     QEGは、電気機械装置です。ですから、個人およびエンドユーザーに対する安全は、常に、最も重要な関心事です。従いまして、デバイスを組み立てる個々人は、電気機械の組み立ての分野で経験を積んでいることが絶対必要になります。量子物理学の知識が、相当レベルにあることも、必要になります。

     もしあなたが伝統的物理学に習熟していて、何年もこの仕事をしていなかったならば、あなたは、はじめに基本的量子エネルギー装置、およびどうしてそれが動くのかに関する研究を行わなければなりません(すなわち共鳴とチューニング)。

     電気機械装置は、本質的に危険なものです。電気ショックの危険要因が、深刻な傷害および場合によっては死を招きます。機械的な危険要因は、手足切断、場合よっては死をもたらします。

     間断なく行う努力が、QEG説明書が完全で正確であることを確実にしています。QEGが設置され動かされるときの、全ての地方や国に特有の電気・機械規準の関係は、おそらく知ることができません。また、各行為あるいは方法のどんな、あるいは全ての起こり得る危険要因を説明するということはできません。

     この理由で、QEGは、設置が安全に、また地方の電気規準に沿って設置することを確実にするために、熟練した電気機械エンジニアが直接設置するか、あるいは監督するかしないといけません。しかしながら、QEGは、いかなる商用発電機とも同じ方法で設置され得るし、電気規準を破ることはありません。

     QEG設置説明書を使う人は誰でも、先ず、それらの説明を満たさなければならないのですが、 それらの安全ばかりでなくエンド・ユーザーの安全も充たさないなら、 QEGの設置および作動の過程を通じ危険な目に合うでしょう。

     QEGを製作するためには、“YOU NEED PROFESSIONALS AND EXPERT ADVICE”を理解することが必須です。

     QEG設置説明書には、私達が如何にしてデバイス製作を成し遂げたか、その発見を示す為に工夫して記述してあります。もし、否定的結果になったら、そのどれも、完全に、それを作った個人あるいは会社の責任です。つまり、FTWは、QEGの製作が成功する保証はしません。

     私達は、抑圧に巻き込まれ厳しく拘束されたエイジェンシーがあったことを知っているかぎり、この注意は、量子機械を作ることの厳粛な性質を伝える目的を提供しているのです。量子フリーエネルギーは大学で教えられていません。大抵の設計エンジニアは、これまで大量生産・供給に成功しませんでした。

     したがって、あなたはQEGを人類に対しポジテイブな意図をもって製作していることを確認するのはあなたの責任です。また、法的ににせよそうでないにせよ、FTW、Hopegirl、および(あるいは)、設計者とそのファミリーを非難するのは、善意を踏みにじるものであり、それでは、決してやっておれません。私達は、“自主管理システム”に帰る以外に、これを行う方法が他にはないと思っています。



     この注意を読んで、私は、以下のことに同意します。

    1. 私は、電気機械技術のプロにふさわしくないならば、QEGを製作しようとしません。

    2. 私は、電気機械技術のプロ以外のひとに委託して、QEGを製作または設置しません。

    3. 上記条件で、私は、個人的使用のためにQEG製作マニュアルを使い、人類の善への罪を犯さない誓約の必要性を理解します。惑星地球の人々の最大の利益において、私は、QEG製作マニュアルを、いかなる立場でも、誤用または(商品・事業などを)独占に使用しません。また、他の人間の資金を使って巨大な利益を上げようとは思いません。



     重要―どうか、この装置を用いる人は、QEG製作マニュアルを熟読し完全に理解され、製作、設置、作動の前に“付加説明”(後述)を理解されたい。さらに、あなたがコアを組み立てる準備ができた時は、ここに記した“ご注意”を再読されるよう、あなたにお願いしたい。



    編集者からのレター



     親愛なる製作者殿

     QEGの製作は簡単な作業ではありません。私たちは、この努力において“意識”というものの重要性についての専門書に触れて、あなた方を勇気づけたいと思います。

     ニコラ・テスラとフリーエネルギーを研究しようとする多くの人々は、テスラの望みと、彼の技術を世界に広げるようとして失敗した彼の努力に、気づき始めています。多くの人々が、同じ強い願望をもって彼に続こうとしましたが、テスラの苦境とおなじように、彼らの力を超えるパワーに阻まれました。

     フリーエネルギー運動は、政府機関のパテントの窃盗からはじまり、評判を破壊すること、および輝かしい科学者や発明家の語られなかった殺害に至るまで、恐ろしい話に満ち満ちています。

     (訳注:電力・ガスなどのエネルギー産業にとって、フリー・エナジー装置は、脅威になります。株は暴落し、従業員も職を失うかもしれません。経済的・社会的・政治的混乱を招くかもしれません。これらを安全に切り抜ける全世界的方法を考えておく必要があります。)

     私たちは、専制暴君的な侵害違反行為に、常に、全て意識して立ち上がらなくてはなりません。そして、私達自身および隣人のための環境を作らなければなりませんし、生きて繁栄することが可能となるように自然界の法則を再発見しなければなりません。

     「我々はフリーエネルギーを作ることができなかった」と言われたり信じ込まされたりしたときの“我々になされた”もの。その不信感で反応することはやめなくてはなりません。私達は、今や、彼らが嘘をついていることに気づいています。彼等って誰でしょうか? 

     The elite for starters-follow the money(ビデオTHRIVEをご覧ください):J.P.モーガンは、(テスラの)“世界エネルギー計画”にメータ(電力計)を取り付けることはできませんでした。そこで、テスラの評判と生計に幾つもの意地悪い攻撃を仕掛けてチャンスを破壊しました。 − 基本的には、彼自身の利益と権益のためにテスラのアイデアを排除して ― その男を意地汚く破壊しました(youtube テスラ自伝)。

     電力会社は、彼らの会社が電気を得る唯一の方法であると人々に言ってきました。我々は、それに依存しています。しかし、真実は、我々は、130年ものあいだ、この代替(量子)エネルギー源を剥奪されてきたのです。エネルギー供給に関するモーガンの掌握支配は、その間ずっと少しも緩められることはありませんでした。全て同じことです。

     それでは、どのようにして我々の将来に影響を与え、我々自身と我々に続く世代をエネルギー暴政から完全に開放させますか? QEGを作ることが、一つの方法です。

     それは、結果的には、あなたの意識(あるいはゴッドという言葉を選ぶならゴッド)の量子場からの情報を、あなたが受け取ることを可能とする感覚を拡大するであろうプロセスについて深く思考することを要求する旅です。

     私達は、神から与えられたインスピレイションと加護を信じています。それにより、火が燃えるがごとき要望をもって、“送電網から離脱”することと、さらに人類にとって何か重要なことを行うことをし始めました。

     これを書いている今、惑星地球はかってないほど混乱状態であり、人々は、自給自足ばかりか、全て(Ubuntu)に対し善であるものに従って生きる必要があると感じ、人類/惑星としての我々の連続的進化に対し相互に助け合いたいという状態にあるから、タイミングとしては、素晴らしいのです。

     QEGを世界中に提供することは、私たちの大きな愛を込めたものです。また、あなたが、これを作ることで、全ての人々のためにフリーエナジーをもたらす使命というあなたの方針になることが期待されています。

     あなたの旅で、あなたにお願いしたい次のステップは、製作前と製作中に、HopeGirl, Ralph and Marsha Ring, Fernando Vossa and the 3D Global Networkによるデイスカッションを見て頂くことです。

     私は、このテクノロジーとそれを分かち合うチャンスに深く感謝し、地球とその住民に奉仕します。

        ヴァレリー・ロビテイル(Valerie Robitaille)

     (訳注1:マニュアルには、最も重要なチューニングの方法について、相当詳しく書かれている。おそらくこのマニュアルを熟読し、あわせてビデオを見れば成功できるかもしれないが、真偽は不明。)

     (訳注2:QEGコアの磁気回路の変化を示すアニメーション動画がyoutubeに投稿されている。)



    4.8 QEGについて(ちょっと古い記事 from Peswiki)



     ここでは、Peswikiが、QEGについて、どのように記述しているか見てみよう。以下は、Peswikiのopen source directoryからの抜粋・概訳である。

     (注意)Peswikiは、最近updateされていないので、これらの記述は、少々古いことに注意されたい。PeswikiによるとHopegirl blog からの引用であると書いてある。しかしそのサイトの中に見いだせなかったので、Peswikiの掲載を採用した。

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    ・September 12, 2013 Updated April 8, 2014の記事

     電子技術者として26年以上の経歴をもつジェイムズ・M・ロビテイル(James M. Robitaille:USA,ペンシルベニア州、ハリスバーク)は、最近、家庭用量子エネルギー発電機技術を進めるために、その職を辞した。彼と妻および娘は、この目的のために、フィックス・ザ・ワールド組織を立ち上げた。…

     彼らは、一連の計画を、3月25日、誰でもダウンロードできるようにウェブにアップロードした。そして、はじめの24時間で20,000件のダウンロードがなされた。

     これに先立って、彼らは、二つのクラウンド・ファンデイングを走らせたが、それらは非常に成功的であった。彼らは、非常に多忙なスケジュールが詰まっていて、4月11-12日にはアルケミー・イベント会議でロンドンに、それから4月末にはモロッコ行きである。5月半ばには、彼等は、予約販売を希望している。

     彼等の技術の大部分は、World Improvement Through The Spirit Ministries によりなされた仕事に基づいていて、大部分は、エックリン‐ブラウン発電機(Ecklin-Brown Generator)から導き出されている。

     すべてこれらは、“発電機”というシンプルな名称がつけられたニコラ・テスラのパテント511916から導出されたものである。テスラは、これらのフリーエネルギー技術を世界に広めようと欲していたが、一世紀前の彼等にとっては、まだ準備が整わなかった。

     チモシー(Timothy)は、$300の寄付で、これらの構想を入手できるようにしていたが、それは、寄付をしたところで、完全複製のための適切情報を含んでいなかったし、チモシーから必要な全ての情報を得るのに苦労した。伝えられるところによると、彼は、一台$100,000で、完成システムを売るだろうという。これは、大量生産すればだんだん安くなっていくだろうという。(訳注:この話は古い話で、いまは、ないものと思う)…中略

     以下は、彼らのキャンペインからの引用である:

     :(発明について)“量子場”という言葉は、ミステリアスにひびく。しかし、これは、単に“原子より小さい”ということを表わす別表現である。QEGのエネルギー源は、原子に働く力と同じである。通常の電流の流れにおいては、電子の運動は、使用可能なエネルギーを供給するものである。

     我々の機械では、通常の電子の流れも用いる、しかし、付言すると1900年代初期の何人かのエネルギー・パイオニア達(テスラ、モレイ、ショウバーガー、ライヒその他の人々)により知られていた沢山の、より小さい粒子も使用している。

     (訳注:原文では、Riechと綴ってあるが、Reichのスペルミスとして訳しておいた。ヴィルヘルム・ライヒを意味しているであろうからである。)

     :基本的な言い回しでいうと、われわれのマシーンは、電気モータを回すのに使われる慣例を逆にしている。慣例的なやり方だと、エネルギーを浪費してしまう。しかし我々のマシーンは高電圧・定電流を使っている。これだと巨大な過剰エネルギーが得られる。

     過剰エネルギーの一部が駆動モータにフィードバックされ自立運転になる。そして過剰エネルギーはキャパシターに蓄積され、家庭電力源に変換される (120 あるいは 240V、50-200 A)。これはOver-Unity(入力より出力が大きい)として知られている。伝統的教育機関では歴史的にずっと不可能と教えてきたものである。しかし、不可能ということは全くないし、物理法則を破ってはいない。(以下略)

    ・計画

     https://hopegirl2012.files.wordpress.com/2014/03/qeg-user-manual-3-25-14.pdfより引用。
    ただいま、コア供給者の一人が注文を沢山受け、誰かの助力が必要な状態であるということを言ってきました。ポラリスとトレスコにQEGを注文したいときは、どうか、下記FTW e-mailにお願いします。

    QEGcoreorders@hotmail.com?subject=QEG%20core%10orders%20featured%20at% 20PESWiki.com QEGcoreorders@hotmail.com

     コア注文時には、 を、記してください。



    ・それは、どうして動くのか

     スターリンとのインタビュー で、ジェイムズは以下のように言っている:

     :それは、発電機です。作動原理は、とても非慣習的です。従来の主流技術において、モータや発電機がこのような方法で動くものは、私は知りません。

     :それは、確かに共鳴機械です。全くユニークです。磁石、ロータに銅の巻線、整流子、スリップリングはありません。

     :マルチバイブレータと呼ばれているものの原理で動いています。

     :メインのオシレータは、タンク回路です。ロータは、インダクタンスに、ロータの回転数と同じ速度で上がり下がりを引き起こさせます。これは、1次コイルに小さな電圧を発生させ、それが強くなるや否や、共鳴状態になり、高電圧を発生する存在となります。高電圧パルスは、低い電圧の大電流の出力パルスに変換されます。

     :それは、トランスです。また、機械的共鳴状態で作動するのですが、それは電気的共鳴の結果なのです。ですから、それは、実際、高電圧を作る機械的な運動です。その点では、通常のトランスの作用以上のものです。

     それで、はじめに、ロータの機械的運動により非常に大きなインダクタンスが励起し、一旦その励起が起これば、電圧は、急速にkVのオーダーまで上昇し、大きなkVのパルスが出力されます。

     ほかのサイト参照。(訳注:このサイトは、いま動いていないかもしれません)

     :この発電機は、60/50Hzでは、動きません。400HZで動きます。スタートするにあたっては、HVコイルあるいは一次コイルは約40ヘンリーであり、それはとても長い線になります、とジェイムズは言っている。ロータが通過するとき、それはインダクタンスを約30ヘンリー変化させる。

     インダクタンスのその振れは、電圧を、共鳴現象が出来上がるまで増加させるのに十分です。1次コイルは、400Hzで振動し始め、次に25000V、400Hzを、240V, 400Hzに変換するトランスとして働きます。



    ・キャンペイン・ビデオ

     家庭用量子発電機キャンペイン・ビデオ kE-MaTjiZ9g(youtubeのこのビデオは現在は閉じられている。なお、この記事はSeptember 3, 2013なので古い)



    ・台湾における量子発電機QEGの複製

     これは、PESWikiからの抜粋・概訳である。

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    Pure Energy Systems News by Sterling D. Allan
    台湾における量子発電機QEGの複製1(Youtube)


     2014年3月25日、FWO( Fix the World Organization)は、量子効果発電機(QEG)をオープン・ソーシングして、製作方法がダウンロードできるようにした。

     その結果、初めの24時間で20,000件のダウンロードがなされた。自立運転モードで出力10kWが可能であるとする設計である。

     これは、例えばエアコンとドライヤが同時使用するような高電力で使うようなことがなければ、大抵の家庭の電気をまかなうのに十分な電力である。

     彼らが複製する間、約5ヵ月間通信をやり取りしていた一つのグループは、台湾と中国内の一つのグループであった。

     オープン・ソーシングに関する、このアナウンスがなされた後、間もなくして、彼らは、そのグループの複製を助けるために台湾へ飛んだ。

     4月3日、私が、Hopegirl、彼女の母ヴァレリー、およびヴァレリーの夫で発明者のジェイムズ・ロボテイルにインタビューしたあと、ヴァレリーが、個人的に私に、台湾グループの複製作業におけるレゾナンス作業を撮影したビデオを届けてくれた。…

     ヴァレリーが、個人的に私に送って下さったビデオは、QEG Effect Replicated in Taiwanである。これはuploadしてよいとヴァレリーに言われた。彼女は、以下のように言っている(訳注:2014年時点での話である):

     

     さらにyoutubeには、台湾作業のビデオ:Copy of QEG Taiwan Has Resonance!!!が投稿されている。

    台湾における量子発電機QEGの複製のチューニング作業(Youtube)


     彼女の記述によれば、“私達は、まだ製作の途中ですが、これは、コアから正味の生の電力を取り出しているQEGの最も重要な部分の一つです。初めてスタートしてから台湾グループは、私たちが5か月かかったところを、4日で複製できました。”

     知っておくべき重要な点がひとつある:QEGは、まだ、最適化に向けての開発研究段階にあるということである。人々が組み立てて、家庭の電気を満たす段階までにはまだ至っていない。(訳注:2014年時点での話であることに注意)



    ・QEG:入力無しの自己ループ達成

     この情報は、最新といっても、2015年7月であることに注意。引用源は、Peswikiの記事 QEG achieves self-looping with energy left overである。

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    要約:

    いまや、FWOは“フェイズ3”のマイルストーンの段階を達成した。彼等は、どのようにして達成したのかを書きつつある。

     しかし、ここからは、もうオープンソーシングに、追記はしないという。何故なら、将来の商品用の設計に注力したいからである。彼らの公開には、自己閉ループ・システムについての詳細が提供されることはない。




    Pure Energy Systems News by Sterling D. Allan

     2013年3月、FTW(Fix the World)のHopegirlは、 WITTS(World Improvement Through the Spirit)のTimothy Thrapp による洗練されたテスラ技術に基づいた家庭用量子エネルギー発電機をオープンソースに載せていると宣言した。…

     商品化については、Hopegirlは輝いている。彼女が、この設計・計画に対し世界中に発生させた熱気は、拡散的であり、多くの人に、これを複製しようとすることに奮い立たせている。

     問題は、Hopegirlがはじめ公開したものより、ずっと複雑で神経質なことである。ジオフリー・ミラー(Geoffrey Miller)は、次のように言っている:

     “ええ、動きますよ。でも、レゾナンスをとる彼らのやり方は、コイルをジャックハンマー(圧搾空気による手持ち削岩機)で調整するようなもんで、長持ちしないんだ”

     また、はじめからやり直さなければならない。部品は、必ずしも安くはない。

     1年前の7月、彼らは、4倍以上のOver-Unity(出力/入力)を達成したと、公言していた。

     しかし、誰もが待ち望んでいた真のテストは、残りの過剰エネルギーで自立ループをもつシステムであった。そこで、彼らは、…(以下略。古い記事であることにくれぐれも注意)



    4.9 グローバルQEGチーム、その他の件 (Peswiki)



     以下は、Latest discoveries and developments in QEG technologyからの抜粋・概訳である。

     (注意)Peswikiは、最近updateされていないので、これらの記述は、少々古いことに注意されたい。PeswikiによるとHopegirl blogからの引用であると書いてある。しかしそのサイトの中に見いだせなかったので、Peswikiの掲載を採用した。

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     フリーエナジーとQEGに関して、何が起こっているか? まさに今、この惑星上の全ゆる場所のエンジニア達が人類にフリーエナジーを開放することに共に力を注いでいる。我々全てを結ぶこの惑星の意識の“場”がある。

     QEGのオープン・ソーシングが、この“場”に影響を与えた(あるいは、“場”がQEGのオープン・ソーシングに影響を与えたのか? Hmm…)。どちらにしても、全世界のエンジニア達は、今まさに、彼等個人個人の能力および知識を用いて、独立に、未集合的に、人類のための代替エネルギーにおけるブレイクスルーを発見する。QEGは、その一媒体である。

     ここで、我々が見ているものは、多角的な発見である。つまり、大抵の科学上の発見や発明は、独立に、また多かれ少なかれ同時に色んな科学者や発明家によりなされているという仮説である(https://en.wikipedia.org/wiki/Multiple_discovery)。

     世界で6人あるいはそれ以上の人達が、電球を、同時に“発明”している。彼らは、他の人について互いに知ってはいなかった。これらの人々は、“場”から彼等それぞれインスピレイションを受けたのである。同じことが、QEGのオープン・ソーシングに触発された心の人々に、いま起こっている。

     我々は、いま、組織・機構の如何なるコントロールも受けない、グローバル・オープンの共同開発というユニークな環境に置かれている。我々が、これまで観測したことは、人類からのエネルギーの驚異的な強固で硬いコラージュである。誰もが、エキサイトしている! 山の頂上に至る道は沢山あるが、しかし、我々は、まだ同一の山に向かってはいない。

    Hopegirlより引用


     新たにできたチーム、それはモロッコと英国で我々と共にQEGを研究開発している人達だが、最近、スペインの研究所を訪問するために旅行した。

     その研究所において、トランスバータ/エネルギー・セイビング/自走デバイスへの道について、共同研究をすることで同意した。これは、QEGを賞賛できる種類のテクノロジーである。写真をもっと見るのにはここをクリックして下さい。







     (訳注): ここで以下のビデオのリンクが張られているが、現在は、つながらない。必要に応じてYoutubeの検索を試みてください。
     South Africa, Canada, Germany, Hungary, Guateng, Brasil, Taiwan, Slovakia, Sweden, Balkan, Peru. Morocco, AustriaでQEGが製作されている。(訳注:この時点では、まだ日本はリストに載っていない)

     これらは、少しだけ挙げたにすぎない。もっと沢山ある。また、もっと多くのデバイスがあり、フリーエナジーを発生している。同じテスラ共鳴原理で動いている。この報告の幾つかは、QEGを研究している人々ばかりでなく、類似デバイスを研究している人々にも助けになり得る。エキサイテイングなことは、多くの人々が、いまや、他の人々とオープンに協調しているということと、彼らの発明を分かち合っていることである。

     フリー・エナジー装置の製作にまつわる(発明者が感ずる)恐怖は、確かに減少しつつあるように見えるのではあるが、我々は、我々が感ずる幾つかのレポートは共有することが重要である。フリーエナジーの世界は、非常に興味を抱いた人達と反発する人達の動きで満ちている(我々を信じてほしい。我々は、そういう出来事に会ったのである)。

     この数か月、多くの人々の役に立った有用な情報をもってやってきた少数の(私が個人的に知っている)天才的な人達があった。彼らは、自分たちが発見したことをフォーラムに投稿し公表したところ、インターネット荒らし(トロール)により攻撃され、“私は、もう二度としません”と言わされ、公けの眼から情報を取り除かされたのである。

     フォーラムの人々を攻撃しているトロール達が、理論のあら捜しをし、youtubeビデオの名声を下げる等々して、フリーエナジー努力を遮断しようとする政府とエネルギー会社の両方から金銭で雇われていることについては、もっと多くの確証を得ている。

     我々全てが必要とする多くの解答を実際にもっている非常に善良な人々が存在するということを民衆が知っているということは重要である。幸いにも、FTWとしては、彼らがフォーラムから情報を除去すると決めた後、彼らの情報の幾つかを手に入れることはできている。我々は、我々の発見をあなた方に伝えるために、我々の研究の一部分として、この情報を用いている。







    4.10 モロッコにおける公開QEG製作



     以下は、Eighty People from 24 Countries came to Morocco to Build a Free Energy Deviceからの抜粋・概訳である。

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    フリー・エナジー装置を製作するため24か国から80人がモロッコに。
    QEGの歴史上最高の話。

    December 19, 2016 October 7, 2016 hopegirl qeg free energy morocco


     QEGファミリーは、モロッコで、公開製作に参加することを希望する人は誰でも招待しました。相異なる24か国から80人が、製作のためにモロッコに収束しました。そのように多くのエキサイトした人々が一か所に集まるのを見るということは、驚異的であり、また高揚感のある経験でした。QEGファミリーは、途上国でフリー・エナジー装置を組み立てるということが、どんなものであるかを学んでいます。

     下図は、YoutubeビデオQEG Morocco Showing overunity in VARsからの抜粋である

    モロッコにおけるQEGのOver-Unity、Youtubeより引用


    モロッコにおけるQEGのOver-Unity、Youtubeより引用


     QEGの物語は、QEGフリー・エナジー装置を製作し、設計図・技術をインターネットに公表し、世界中を旅行して彼らが彼ら自身の発電機を製作することを助けるというQEGファミリーの並外れている、突飛で、愉快な物語です。

     この、自伝的な話(ホープガールの展望で語られた)は、巨大なエネルギーの巨頭、インターネット荒らしの分野、ミステリーサークル、ニューエイジ指導者、その他、の隠れた裏通りを通して、もたらされます。

     4000人以上の人が、この本をダウンロードし読みました。それは、多くの写真のpdfファイル、および本当に楽しめる経験のための音響効果で満たされたホープガールによるナレーションの非常に人気あるオーデイオブックです。多くの人々が一夜で全部読み切り、私達は感想を沢山いただきました。面白くて、心温まり、ショッキングで、魅力的です。真実の話に基づいています。

     フリー・ダウンロードしてください。







    4.11 QEGの動作原理、チューニング、魅力的な発見など by Peswiki



     以下は、Latest discoveries and developments in QEG technologyからの抜粋・概訳である。QEGの作動原理の仮説・推測が展開されている。

     (注意)Peswikiは、最近updateされていないので、これらの記述は、少々古いことに注意されたい。PeswikiによるとHopegirl blogからの引用であると書いてある。しかしそのサイトの中に見いだせなかったので、Peswikiの掲載を採用した。

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     ・QEGはどうして動くのか? 技術系でない人々への説明(Peswiki)

     我々は、この数週間で、QEGがどうして動くのかについて多くのことを学んだ。では、原点に戻ってみよう。QEGを考える最良の方法は、それは、必ずしもエネルギーを“発生する”のではなく、どちらかと言えば、エネルギーを集めるということである(これは、テスラが言っていたことである)。

     それでは、何を集めているのか? それは、振動(コアの中の共鳴)によるエネルギー、地球の中のエネルギー(地中の銅極からの、)および空気または大気エネルギー(アンテナから)を集めているのである。コア内の振動は、地球からのエネルギーを引っ張り上げ、大気からのエネルギーを引き込む。このエネルギーの全てが、コアそれ自体の中に引き込まれ、そこに、エネルギーを集める。

     これが正しく動くためには、QEGの異なる構成要素を、 それらがすべて一緒に演奏されるとき和音を奏でるようにギターの幾つかの弦を調整するかのように、それらが、互いに調和的である周波数で振動しているように、調整する必要がある。

     QEGの自立運転を可能とするためには、コア中に十分なエネルギーを集積する必要がある。そのため、それら全部が調和的に動くことを可能とする一つの回路を作るべく一緒に働くことを必要とする四つの構成要素がある。

     これらの四つの構成要素は、
    1. 振動(共鳴)により大量のパワーを作るコアそれ自身
    2. 直かに接続する必要がある地球内の銅極からのアース線
    3. アンテナ
    4. エキサイター・コイル
    である。

     適正にチューニングされたエキサイター・コイルは、アンテナからコアへのエネルギーを流す固有の導管を形成する。これは、ただ、大気中のエネルギーが、どこへ行くべきかを先導するアース線により、働くだけである。下図は、QEGにおけるエネルギーの流れを示すシンプルな図である。(図は、Latest discoveries and developments in QEG technology をみられたい)

    ・魅力的な発見



    ・さらに我々が学んだこと

     いったん我々がレゾナンスを達成すると、我々は(他の多くのエンジニアも)、信じられないほどエキサイトする。これは、レゾナンスにより、コアの中に莫大な量のパワーが存在するからである。この研究が巻き込んでいるものは、これがもつ巨大な潜在パワーである。

     我々の初めの考えは、コアからすぐにパワーを変換し、モータを回し、自立回転させることであった。このエキサイト状態で、我々は、QEGの中のエネルギーがどのように動いているのかの基礎的理解を得ることを飛ばしてしまいつつあった。そこで、我々は、この理解を得ることにし、一歩戻ることにした。だから、我々は、それをここにシェアできるのである。

     このエネルギーがどのように作用しているか、いままで大きなミステリーであった。それは、テスラとモレイが、基本的にはラジアント・エナジーとして認識していたもの、そして彼らの発明した多くのものを動かしたものである。

     それは、我々を化石燃料に依存し続けるようにするため、歴史書や技術学校から剥奪された知識なのである。それは、また、ジェイムズがWITTSでもったクラスから除外された大部分のものでもある。

     既に多くの人々が前資料から知っているであろうが、WITTSは自走するQEGをもっていて、ジェイムズは、それについて詳しく研究するためにWITTSで一つのクラスをもったのである。しかし、このクラスでは、鍵となる多くの情報は除外されていた。

     ジェイムズは、電気工学と無線の両方に渡る彼自身の広範な能力と知識を基にして、彼自身のものに対するほとんどの問題を解釈することができた(ジェイムズは、“電力”の専門家と“無線”の専門家の両方の人達が結合すると、これがどうして動くか理解できると感じていた)。

     この数か月、我々は、このテクノロジーがどのように作用しているかについての知識をもっと得るための試みとして、計り知れない時間、WITTSの教育ビデオを見てきた。それは、注意深く分類する必要のある情報が詰まった袋であり、そこには、ジェイムズなら検証できた、何らかの真理、何らかの例外、および何らかの誤情報があった。

     特に、我々は、以下の失われた情報が知りたかった。

     無線の知識を用いて、ジェイムズは、エキサイター・コイルを作ったが、それは非常にプロ的に作られていた。それから、エキサイター・コイルと同じ長さの屋上アンテナを作った。線の長さは、目的周波数にマッチしていなければならなかった。

     それは、無線の世界では“レゾナンスの長さ”として知られている。また、アンテナ線の周波数とエキサイター・コイルのマッチングは“インピーダンス・マッチング”として知られている。

     WITTSは、我々に、“あなたの手の中に、ワイヤを60ターン巻きなさい”そして”どこかのひとつの木の中に、その線を20-50フィートの長さだけ、放り投げなさい”と話してくれた。下記のビデオのなかにジェイムズが作ったエキサイター・コイルとアンテナを見ることができる。

     (訳注:そのビデオはリンクされていないので、探してみられたい)

     どのように、エネルギー流が、スチールを調整すべくコアの中に流れこむのかは、かなり巧妙なチューニング・プロセスに依存する。コアをある周波数に調節しなくてはならない(キャパシターを追加したり除いたりしてこれを行う)。そして、エキサイター・コイルと発電機をある周波数(大気中の周波数)に合わせなくてはならない。(これらの周波数は、エンジニアのために、ジェイムズの下記のテクニカル・セクションに概説されている。)

     (訳注:テクニカル・セクションがリンクされていないので、探してみられたい)

     エキサイター・コイルをチューニングするために、ジェイムズは、手持ちラジオおよび調整キャパシター(エキサイター・コイルにとり付けてあるキャパシター)を用いた。彼が、調整キャパシターのネジをまわし、エキサイターの周波数がチューニングされたとき、ラジオの雑音の中に“それ”を聞くことができる。

     これを、見守るのは魅惑的なことである。彼が、エキサイター・コイルに手を触れたとき、部屋の他の側にあるラジオは静かになり、手を放した時、“ウーーーーー”という大きな音を立てた。あなたは、あなたの周りのエネルギーの海の中に立っているということを理解するのは、この瞬間である。あなたは、エネルギーの海を感じることができないが、このようにラジオで聞くことができる。

     また、あなたは、大気からQEGの中に入り込んでくるこのラジオ周波数のエネルギーをRF強度メータ上で(また超常研究において彼らが用いるツールの一つによっても)見ることができる。このRF強度メータ上の読みは、大気からQEGの中に入り込んでくるエネルギーを示しているのである。

     メータを用いて、コアの中にどのくらい集積されるか測定することができる。これが、いま現在の我々の段階である。我々は、大気からコアの中にパワーを引き込み、それを集積させているのである。

     QEGのパワーを家庭で使るように変換する“インバータ様技術”は、 テスラ・エナジー・ソルーションズ(Tesla Energy Solutions LLC) の人達によって気前よく供給されている。それは小さく、シンプルで、比較的安価である。

     QEGパワーを使用可能電力に変換するには幾つかの方法がある。このことは多くのエンジニアに知られていることである。この技術は、QEGの中の大量のパワーをパルスにしてとりだし、あなたの家庭に使用可能な電力を作り出している。それは、200Hzから60Hzに振動を変換するインバータを作るために、トランジスタ(オン/オフ・スイッチ)と抵抗から構成されている。これは、異なる国に対して調整可能である。

     テスラ・エナジー・ソルーションズ LLCは、代替エネルギー装置開発の数十年の経験をもつエネルギー・エキスパートの驚くべき集団である。彼らは、発明家がフリー・エナジー・デバイスを開発するときに用いるもので、見つけるのが特に難しいユニークなパーツを製作し供給している。

     彼らは、完全なQEGラボをもっている。それはプロ集団である。彼らは、QEGを組み立てている我々のメンバーにそって動いている。彼らは、現在、QEGのパーツ、キットおよびプログラム“Trainers Training Trainers” を提供している。

     テスラ・エナジー・ソルーションズ LLCは、我々が共同で働いた人々のうち、最も評判の高い人々である。彼らは、信じられないほどのサポート、供給、および、多くの人々の公益になるであろう方法で我々の発見に共同作業しシェアすることの意欲を提供してくれた。

     また彼らは、驚異的なコア処理会社、 トレルコと密接な関係をもっている。ジェイムズは、設計図をオープンソースにし、トレルコと一緒に動いているが、QEGを製作することにエキサイトしている多くのエンジニアのために処理済みの既製品コアができるように、トレルコに設計図を示しているのである。

     そして、ジェイムズ、QEG台湾チーム、トレルコおよびテスラ・エナジー・ソルーションズ LLCの協調努力において、新しい絶縁体が設計された。そしてテスラ・エナジー・ソルションズ LLCは、工作のために彼らの3Dプリンターを用いたし、第2の発電機QEGコアを作るためにトレルコを訓練した。








    4.12 ホープガール・ブログなど



       以下は、ホープガール・ブログのJuly 5, 2016 hopegirl academy, announcing, finally, memberships, place, project, qeg, safeの抜粋・概訳である。

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     ・QEGニューズ July 5, 2016

     信じられない感じです。私達は、少なくともこの2年間、このようなことを、何かやりたいと思っていました。いま、私たちの会員の場(プラットフォーム)は、とうとう、上昇し走り続けています。新鮮な空気の歓迎すべき息・活力です。ただいま、サインして下さった新会員の一群があります。私達は、全て、私的チャット・ルームで私的なメッセージでチャットしています。

     沢山のビデオがあり、私たちのQEG連絡・連結エリアで、接触が進んでいます。もし、世界中からのQEGの驚異的コラージュを見たいなら、あなたが会員であるときは、全地域の製作物すべてのビデオを、あなたはいま見ることができます。

     世界のQEGチーム:

    Russia
    USA(1)
    Morocco
    Guadelope
    USA(2)
    Germany(1)
    Germany(3)
    UK
    Australia
    Greece
    Belgium
    USA(3)
    USA(4)
    Hungary
    Brazil
    South Africa
    China(1)
    Japan
    China(2)
    USA(5)
    Ukraine
    Italy
    Slovenia
    Germany(2)



    (訳注:上記リストの中に、Japan QEG teamも含まれている。私は彼らを知らないが、成功を祈る。もちろんQEGのデッドコピーでも、他の形態でも。)

     この場(QEG platform)は、トロール・フリーという点が、最もよいことです。そのことは、多くのまじめな製作者や熱心な人達にとって、とても大きな救いになります。また、私たちのプラットフォームは、安全で全てバックアップがなされています。…

     私たちの新プラットフォームで、トロール(インターネット荒らし)たちはロックアウトされ、私たちのコンテンツは、侵入に対し安全であり、幾つかのプラットフォームにバックアップされています。そして、私達は、私達自身のコンテンツを完全にコントロールしています。このコンテンツは、物事を迅速に処理する能力を与えますし、情報は最高級の品質を保証しています。

     これは、非常に重要です。何故なら、インターネット上のトロールと干渉者が、偽情報によって人々を歪めたり、混乱させたりすることが非常に難しくなるからです。ですから、もしあなたが、人々のフリーエネルギー装置がどんな状況で動いているか知りたいならば、これは、最良の場所です。

     私は、この数か月、ワード・プレス、プラグイン、メイリング・リスト、SEO、ビデオ・プラットフォーム、その他たくさんの事柄を、これができるように学んできました。私は、家族の助けにより、ウェブサイトの全てをコーデイングしました。

     ですから、QEGプロジェクトを助けることに興味をもっているか製作している会員がフルに利用できるように、私たちの会員エリアのなかの、ここに、いるのです。このプロジェクトは、このような何かを受けるにふさわしく、また私は、それが起こることを最後に見ることを楽しみにしています。世界に火をともし明るくする準備をしましょう。

     

     ・アナウンス: QEGフリー・エナジー・アカデミー会員エリア

    July 5, 2016

     代替エネルギーを真面目に研究している熱心な人たちのために、安全なオンライン環境を作ることを目的として、私達は、QEGアカデミーにおいて一生懸命やってきました。私達は、QEGを確実に配布するための研究および構想に多くの年月を費やした結果、会員プラットフォームを作ることの有利性はとてつもなく大きいことがわかりました。

     私たちのゴールは、常に、活動的に新しくて異論の多い(崩壊をもたらす)テクノロジーを進めることに参加している人々が、ネットワークに参加し、アイデアをシェアし、彼らのプロジェクトを表現し、さらに他の人達とともに世界を越えて彼らの研究を発展させることができるスペースを作ることでした。

     Be-do.com サイトにおける私たちの親愛なる友人達は、このインターネットを始めましたが、侵入されました。ですから、私たちの元の使命と方向にほんとうに留まるには、抑圧、政府とその共同のトロール、詐欺、および他の形の侵入からフリーであるスペースを作るため絶えず動いてきたのです。

    ・会員の利点に関する簡略説明

     また、あなたのメンバーシップは、CICU ディレクトリあるいはQEG接続者として資格が与えられ、世界中のQEGコミュニテイと通信できます。あなたは、QEGアカデミー会員資格を、ライブで、どんなデバイスでも、Internal Private Messaging Systemを使って、あるいはチャット様式で、使うことができます。

     近々、できるようになること: サイバー機能。これは、恐らく、私たちの最もユニークな特徴です。アイデアのシェアリング、つまり、いま人々は、異なる国々に分散していてもチームを作り同時にプロジェクトに協調することを可能とするソフト面が必要であることがわかりました。私達は、私たちのガレージ・ラボを見せることができるのです。

     どうぞ、月25ドルで参加し、インターネットに表れる怒号のノイズなしに、偽りのないフリー・エナジー技術の経験を楽しんでください。

    Thank you
    ご参加はここ

     (QEGアカデミー会員権は$25/月です。いつでもキャンセル可能です。下記のPayPalボタンを使って会員権を購入されれば、QEGアカエミーにおけるあなたのユーザー・アカウントを手動で作ります。それは24-28時間かかります。PayPalに記入されたあなたのアドレスにユーザー・ネームとパスワードがe-mailされます。)

     

     ・驚くべきQEGのコロナ効果

     以下は,ホープガール・ブログcorona effect February 14, 2016からの引用で、その抜粋・概訳である。

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     これは、マジックみたいです。私たちの最新のビデオ公開から、このショートビデオを見てください。(訳注:ビデオは現在閉じられているようです) それは、QEGコロナ効果です。これは、QEGのチューニング中に起こります。それは、スイート・スポット(中心的な部分)にヒットし、コアを調整しているときです。

     また、実験室や家全体にオゾンのような匂いがするということを付言しておきますが、これは重要な点でしょう。とても良いことです。オゾンは、健康にとっても非常によい。

     (訳注:オゾン臭の空気を吸い込むのは危険なので避けるように。因みに、「オゾンには急性・慢性双方の中毒症がある。急性中毒では目や呼吸器が刺激され、高濃度になるにつれて咳やめまいが引き起こされ、さらに高濃度になると呼吸困難や麻痺、および昏睡状態になり、放置しておけば死亡する。 慢性中毒では倦怠感や神経過敏など神経の異常や、呼吸器の異常を来たす。」−Wikipedia )

     テスラのマジックが、QEGの、このみすぼらしい小さな実験室で生きています。このような見える効果は、私たちが、何かとても特別なものを捉えていることを示しています。

     (以下略。セイント・エルモの火などが引き合いに出して書いてある)




    ・私、ホープガールの告白(ビデオ)

       以下は、Mini QEG Update April 2016の抜粋・概訳である。ビデオは、From New Age to Jesus Christ My Testimonyである。読者の開発に強く関係する文献ではないでしょうが、ホープガールを知る一つのよすがにはなるかとおもいます。

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    ニュー・エイジからイエス・キリストへ、私の告白
    January 1, 2017


     このビデオは私のストーリーです。私は、10代のクリスチャンに再び生まれ変わりました。

     私は、キリスト教原理主義カルト(教団)に加わり、その教会で傷つきました。私は、神を棄て、マサチューセッツ州セーレムに住んで13年間魔術を実践しました。それから私は、私をニュー・エイジ運動のなかに深くはまり込ませるという危機を経験したのです。

     私は、ニュー・エイジ神秘主義をやっているとき、デイモンの攻撃を受けました。しかし、神が聖なるスピリットにより私を救ってくださいました。キリストが、私を破壊している悪魔を追い払ってくださったのです。私は、このビデオの中で、私の告白を心からシェアする気持ちになりました。

     ビデオの初めの部分では、私は、子供時代と種々雑多なスピリットの影響について話しています。それから、わたしは、どのようにキリスト教原理主義カルトの教会により傷つけられ、神と教会から離れ、“魔術”の魔力を実践することになったのかも述べています。

     2012年から私が従っていたニュー・エイジの“教義”と経験。その教義は、非常に複雑に絡み合っているので、完全に説明するためには、その全てを書かなくてはならないとはいえ、今日の現代カルチャーにおいて広く行き渡っている嘘の教えの殆どを、私は説明していると思います。

     それで、私が、幾つかの異なる場面で、いかに悪魔に攻撃されたかの話をシェアします。それから、私は、イエス・キリストとの私の体験、それから、神が、害悪の苦痛と私たちの世界における嘘の教えから私を救い癒して下さったと、私が、どうして感ずるのか、を分かち合いたいと思います。

     私は、神の愛、聖なるスピリッツ、および、この当時、神が知らせてくださった計り知れない不思議と奇跡の驚くべきフィーリングについて語っています。その全ての真実は、どのニュー・エイジの教義よりもずっと見事で豪華です。それから、私は、聖書、キリスト教、イエス、十字軍、バチカンなどについての幾つかの議論についても話しています。

     私は、私の告白に耳を傾けてくださった全ての人に、感謝したいと思います。表に出して分かちあえることは、私にとってとても重要です。正直言って、このような種類のものは非常に私的なものですから、実行するのは簡単なことではありませんでした。

     しかし、私が経験したのと同じことを何か経験するかもしれない人が、私の告白が何らかの形で、たぶん助けられるかもしれないと、私は希望しています。(以下略)




    ・QEG (by Thimothy Thrapp)は詐欺である、というビデオ

     これは、ビデオ、https://www.youtube.com/watch?v=Y1BInIh_mRQ&t=30snの説明文の抜粋・概訳である。

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     私は、Thimothy Thrappが、彼のマシーンを、恐らくだまして説明しているということのビデオをいま作成したところです。私は、このビデオで、回路図を用いて、全てのパーツについて説明し、彼がどのようにしてマシーンを動かしているか説明します。

     このビデオは、QEGという英雄的物語と、QEG発明者のロビタイルと娘のホープガールが、恐らく自立運転など可能と思われるWittsマシーンを発表し、それを他人に複製させるという寄付金詐欺がありますが、それに刺激されて作ったマシーンです。

     ロビタイル等は、このオープンソースに対して寄付した人々から100,000US$以上得ています。Wittから出てきた、恐らく嘘のマシーンによってすべてがスタートしているのであって、これは、恥かしいことです。

     そこで、私は、彼らのやり方を示したいのです。回路図と私のビデオを見れば、とても明快なことです。

     そんなにも多くのお金が浪費され、換金されただけであるのは恥ずかしいことです。これは、真面目で誠実なフリーエネルギー研究者に降りかかってきます。 真面目で誠実なフリーエネルギー研究者達は、僅かなお金で細々と実験しているのであって、 こんな作動しないデバイスの背後には公衆の悪感情が起こり、その影響で、 全体のフリーエネルギーの研究を打ちのめしてしまいます。








    4.13 ミニQEG



       以下は、Mini QEG Update April 2016の抜粋・概訳である。ビデオは、Mini QEGである。

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     新ビデオ! ミニQEG 2016.4 中国の製造協力者からの最新情報
    April 25, 2016 by Hopegirl


    https://www.youtube.com/watch?v=Dy0SlWFvA2E


     これは、QEGアカデミーからの最新情報です。私達は、ミニQEG TeslaGen v1のオープンソースの更新を提供することに、ぞくぞくしています。このビデオでは、中国の製造協力者からの型押プレスの新しい、ミニQEG開発の最新の写真をシェアしています。

     はじめに、私達は、ミニQEGの部品を型押しするのに必要となる押し型を作るために必要なものを考察します。押し型の製作は、$7,000-$20,000かかります。

     とても大きなニュースですが、私達は、私たちのテスラ・ジェネ・プロジェクトにより資金提供され、前進を遂げました。そして、いま、エキサイトしているDIYエンジニアに入手可能な価格でQEGパーツを型押しする準備ができました。(ミニQEGを製作する全コストは、$1,500-$1,800になると推算しています)

     ここに示すミニQEGのパーツは、be-do.comフォーラムの多くのエンジニア達により議論されたアイデイアによって促されたものです。いま、これらの部品は、中国の工場で作られています。それらは、もはや想念や理論や3Dグラフィックスではありません。 テスラ・ジェネ・ミニQEGは、私たちの物理的現実として現れ、試験開始の準備ができています。

     ビデオにおいて:

     ステータの周りに配置する3dプリントの樹脂プラスチック製高電圧ボビン。ステータは4個に分かれている。

    https://www.youtube.com/watch?v=Dy0SlWFvA2E


     透明なポリカーボネートのエンド・プレートにしましたので、中を見て何が起こっているか見ることができます。

    https://www.youtube.com/watch?v=Dy0SlWFvA2E


     ステータはユニークな形態なので、全部を組立保持するのにユニークな方法が必要になりますが、これらのエンド・ピース群により、それが可能となります。

    https://www.youtube.com/watch?v=Dy0SlWFvA2E




     ステータを貫通する支持棒

    https://www.youtube.com/watch?v=Dy0SlWFvA2E




     2極ロータおよび6極ロータのためのツーリング部品

    https://www.youtube.com/watch?v=Dy0SlWFvA2E


     ミニQEGの実験を行うにあたり、私達は、ユニバーサル・トランス・コアと呼ばれているものを設計しました。これは、あなたに、レンズ・レス・トランスで実験するための巻線配置が可能になる有利な点をもたらします(タイヴォンによれば、これは、多くのDIY熱中者にとってその可能性は垂涎の的となる、という)。

    https://www.youtube.com/watch?v=Dy0SlWFvA2E


     近い将来、さらにもっと出てきます。もし、あなたがミニQEGの進捗情報に接続し、このプロジェクトにどのように参加するかを知りたいのでしたら、どうぞ、下記のリンクをクリックされメイル・リストに加わってください。

    CLICK HERE TO JOIN OUR TESLAGEN MINI QEG MAILING LIST








    5. テスラの発電機の特許



     前節、「4.量子発電システム」の開発者は、テスラのパテントNo.511,916(発電機)を参照してQEGを開発したと述べている。このパテントは、フリー・エナジー装置だという。

     これがフリーエナジー装置かどうか、その真偽はともかくとして、以下は、そのパテントの抜粋・概訳を示している。詳しくは、必要に応じて原著を検討されたい。ただし、テスラは全ての知識を書き込むことをしないことが多いので、読みさえすれば、その全てが解明されるものではないとは思う。

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    Fig.1. 本発明(Pat.No.511,916)の実施例を示すエンジンおよび発電機の中心断面図。
    A: メインシリンダー、B: ピストン、C: 吸気ポート、D: 排気ポート、E,F: 周囲溝、G:
    開口部、H: ピストン・ロッド(棒)、I: シリンダー、J: デイスクあるいはプランジャー、
    K: ジャケット、L: メイン・サプライ・パイプ、M: オイル・カップ、N: フランジ、O: 小室、
    P: 空気換気部、Q: ドリップ・パイプ、V: ベアリング


    Fig.2. 上図の変形例(Pat.No.511,916)
    A: メインシリンダー、B: ピストン、C: 吸気ポート、D: 排気ポート、E,F: 周囲溝、G:
    開口部、H: ピストン・ロッド(棒)、I: シリンダー、J: デイスクあるいはプランジャー、
    K: ジャケット、L: メイン・サプライ・パイプ、M: オイル・カップ、N: フランジ、O: 小室、
    P: 空気換気部、Q: ドリップ・パイプ、V: ベアリング


     圧力をかけたスチームあるいはガスの弾性張力のような力を加えた状況の下で、一定周期の振動を発生するエンジンの一つの形態を私は発明した。この発明を分かりやすくするために、この結果を達成するために観察されるべき条件を説明しよう。

     機械原理としてよく知られていることであるが、適当な慣性をもつスプリングが、引っ張って離すときのようなテンションを与えられると、等時性振動が起こり、その周期は、主にスプリングの剛性、それ自身の慣性あるいは関連部分を構成するシステムに依存している。

     このことは、スプリングや可動システムを、ある与えられた位置に変位させたときの力が、変位に比例しているどんな場合においても真実だということが知られている。

     上述したエンジンを製作するとき、私は、この原理に従いこの原理を適用した。すなわち、圧力をかけたスチームあるいはガスによる往復運動、それを維持する何らかの適切な方法として、シリンダーとピストンを用いている。

     (以下略)








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