ソロミャニの冷える共振クリスタル電池の開発ヒント
ソロミャニの冷える共振クリスタル電池の開発ヒント
通常の電子・電気回路には習熟していても、この分野のもの、Fig.9.1には唖然とし、間違いであるとさえ考えてしまうであろう。そのような人のために、平易な説明を試みてみる。これは、いわば開発方法のヒントでもあるが、これにこだわることも無い。あくまでも参考として読むにとどめ、自己流でやればよい。まず下のFig.9.2をみていただきたい。
Fig.9.2 ソロミャニの共振クリスタル電池の考え方
Fig.9.2は等価回路的な図である。信号発生器SGの出力信号は、高周波増幅器Amp.で増幅し、共振器に供給される。Amp.から出力される電力はEiである。Esはまだ人類が発電に利用していないエネルギー源でスペースエネルギー、エーテルエネルギーなどと呼ばれているエネルギー(I章2節参照)である。
Fig.9.1のような共振器で、いくつかの共振モードが存在するであろう。それらに留意しながら逐一信号を送ると、どこかで歯車が合えば、エネルギーESが捕獲できる。このときテスラの共振原理(II章8節参照)が奏功するかもしれないが、やってみることである。うまくいけば、Esの捕獲に成功し、Eo = Ei + Esとなりover unityとなる幸運に恵まれるかもしれない。
このとき、出力には負荷を入れておき、オシロの波形をモニターして探っていけばよいであろう。なお、いうまでも無いが、材料の形状やデイメンジョンは共振や共振モードに影響するので、探索すべき重要なパラメータとなる。
このほかの追求すべきパラメータとしては、磁石の形状・強度・配置と負荷の特性、などである。負荷はR, L, Cなどの部品を組み合わせてみる。以上のように大変苦労な作業になるがヒットすれば喜びはひとしおであろう。
なお、このデバイスは、おそらく空洞共振器方式と推測されるので、Fig.9.1に見られるように1と2の間に上部空洞が設けてあることに留意されたい。このデイメンジョンとその比は大切である。1と2の間隔はマイクロステージの微動送り機構で微調整可能なようにしておく。
うまくいったときには、共振器からAmpの方へ電力が供給されているような奇妙な現象がみられると思う。